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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『ホワイトアウト』(真保裕一/新潮文庫、1995)
☆☆☆☆★ 日本最大の貯水量を誇るダムが、武装グループに占拠された。職員、ふもとの住民を人質に、要求は50億円。残された時間は24時間!荒れ狂う吹雪をついて、辛くも現場を逃げ出した一人の運転員、富樫輝男が徒手空拳で敢然と立ち向かう。監禁された同僚や、三か月前、自分の過失で亡くした同僚の婚約者、千晶を救うために―。圧倒的な描写力、緊迫感あふれるストーリー展開で話題をさらった、アクション・サスペンスの最高峰。吉川英治文学新人賞受賞。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 週刊文春ミステリーベスト10、1995年国内部門第2位。 2000年に織田裕二の主演で映画にもなったこの作品、ぼんやりとは知っていましたが海外ミステリを漁るのに忙しく、これまで黙殺状態でした。これも何かのランキングで認識を新たにし、ようやく借り出した次第です。 98年の文庫本化にあたり、「本書「ホワイトアウト」を読み返して、つくづくこの作品は傑作だったのだなと、ただいま改めて思いなおしている」との書き出しで始まる解説は、もう絶賛の言葉で埋め尽くされ、読む前から武者震いがするほどです。 有名な作品なので私がいまさら感想を述べることもないとは思いますが、確かに極限状態の舞台設定に、一見ひ弱に見える主人公、それに武装グループの犯意の謎、とこの分厚くも一気に読める大著の中にぎっしりと冒険小説の醍醐味が詰め込まれていました。 ただ、93年の『マークスの山』(高村薫/講談社)や99年以降の『亡国のイージス』、『終戦のローレライ 上・下』そして『op.ローズダスト』(福井晴敏/講談社)を先に読んだ私にしてみれば、衝撃度という意味で、悲しいことに「最高峰」の評点をつけるまでには至らない、という気持ちもあります。もっと早く読んでおくべきでした。
by sergeant_cooper
| 2008-05-16 00:23
| 書籍・映画
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