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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『貸し込み 上・下』(黒木亮/角川書店、2007)
☆☆☆★★ モラルなき銀行の実態を暴く超一級の経済ミステリ! 脳梗塞患者への過剰融資、書類偽造、元上司の偽証。濡れ衣を着せられた元行員が、組織悪に敢然と立ち向かう! 「圧倒的リアリティと膚を刺すような緊迫感。AAA級の金融ミステリである」(日本大学経済学部教授・文芸評論家 小梛治宣)(以上、本書の帯より) 上記の挑戦的な帯に惹かれて借り出してみました。 小泉政権下でハードランディングを強いられた銀行が、バブル期に強引に行った貸し付けを、今度はまたウソで塗り固めた法廷闘争で欺瞞する、という笑えないミステリです。正義感に溢れた(=というかこれが常識)主人公の元行員の頑張りも当然でしょう。 しかし、一応は丁寧に説明しながらストーリーは進んでいくのですが、何しろ複雑な金融実務と、それに輪をかけて奇々怪々な民事訴訟の実務がベースにあるので、本書を完全に理解し尽くせる読者はあまりいないのではないでしょうか。私自身、よく理解しにくい部分はわからないままにして取り敢えずストーリーだけ追う有様でした。また、本当の真相は結局は藪の中…、という終わり方も欲求不満が残りました。
by sergeant_cooper
| 2008-03-18 00:36
| 書籍・映画
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