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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『U307を雷撃せよ 上・下』(ジェフ・エドワーズ/文春文庫、2004)
☆☆☆☆★ 原発事故でエネルギー危機に陥ったドイツは、中東の独裁国家シラジとの間で最新鋭潜水艦4隻と原油のバーター取引を決める。武器禁輸措置を破っての暴挙に米英は独潜水艦の引き渡しを阻止しようとするが、逆に潜水艦の反撃に遭い膨大な損害を被る。同盟国ドイツとの交戦だけは避けたいアメリカは、水上艦4隻のみによる対潜戦に乗り出すが、NATOの戦術を熟知しているドイツ側に次々と防衛線を突破される。果たしてアメリカの水上艦は潜水艦を撃破できるのか。 作者は元アメリカ海軍対潜戦特技官で、本書が処女作のハイテク軍事スリラー。先月邦訳出版されたばかりの新刊です。 潜水艦ものの軍事スリラーというと、以前読んだ『原潜、氷海に潜航せよ』(ジョー・バフ/ヴィレッジブックス、2002)のように、双方が互いの裏を取り合う様を描写するのが普通でしょうが、本書は9割方、潜水艦を狩りたてる水上艦が主人公です。このあたり、もう少し潜水艦側からの駆け引きの様子が書いてあればよかったかな、と思うとともに、電力不足の事態からいきなり米英に宣戦布告まがいの行為に乗り出す同盟国ドイツ、という設定にも強引なものは感じました。 ただ、それらの点を補って余りあるほどの水上艦艇の臨場感、さらにはクライマックスに向かって一気にストーリーが加速していく興奮は素晴らしいものがあり、とても本書が処女作とは思えないほどの出来だと思います。上下巻を二日で一気に読み終えました。
by sergeant_cooper
| 2007-08-27 00:14
| 書籍・映画
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