検索
プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
カテゴリ
タグ
NFL(540)
ライブ(220) 広島市(76) 試乗(75) 浜崎あゆみ(72) クラシック(69) 海外ドラマ(64) 中央線(62) けっとちゃっぷ(62) ジェフリー・ディーヴァー(53) ピアノ(50) ロシア(49) ラジオ(49) マイクル・コナリー(48) 内田樹(43) 以前の記事
最新のコメント
最新のトラックバック
ライフログ
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
『はじめての構造主義』(橋爪大三郎/講談社現代新書、1988)
☆☆☆★★ 『寝ながら学べる構造主義』(内田樹/文春新書、2002) ☆☆☆☆★ 前者は1988年初版ながら2006年時点で41刷を数えるロングセラー、帯にも「現代思想の根本をあざやかに解き明かす必読の名著」と大々的に宣伝されていたのが目について、後者とともに買ってみました。「構造主義」「ポスト構造主義」は大学生の頃によく耳にした言葉ですが、一度きちんと勉強してみたいものだという想いも果たせず幾歳月、遅まきながら入門書をかじってみて新入生の気分です。 新書を二冊読んだ程度の私の理解では、結局のところ構造主義とは、言語学の方法論と人類学のフィールドワークを通じて得られた知見を武器に、それまでの西欧中心の文明史観・歴史観から脱却し、ある意味すべての事象を相対化して同じ土俵に上げ、その裏に隠された意味を読み解く立場、ということなのでしょうか。 解説書としては、前者は構造主義の代表格として文化人類学者のレヴィ=ストロースに焦点を絞り、彼の学説が何を下敷きに展開されることになったか、という点から「狭く深く」解説、一方後者は、レヴィ=ストロース以外の記号学や精神分析の専門家も含めて「浅く広く」紹介しています。その意味で、構造主義の思想史的な位置づけを手っ取り早く知りたい方には後者が向いているでしょう。前者は本当にこれから勉強を始めんとする学生向きの本だと思います。
by sergeant_cooper
| 2007-04-24 05:51
| 書籍・映画
|
Trackback
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||