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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『市民ヴィンス』(ジェス・ウォルター/ハヤカワ文庫、2005)
☆☆☆☆★ 1980年10月、大統領選挙直前のワシントン州の田舎町スポーケン。ドーナツ屋の店長を務める傍ら裏家業のクレジットカード詐欺を働いていたヴィンス、実は本名をマーティといい、故郷のニューヨークでマフィアのボスに不利な証言を行い、FBIの証人保護システムによりまったく新しい身元で人生を再出発していたのだ。そんな彼の元にある日突然故郷から刺客が現れる。どうやって身元がばれたのか。街を出て真相を探りに出た彼をスポーケン警察も追い始める。 2006年アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長編賞受賞作。 原題も"Citizen Vince"、クレジットカード詐欺を止められない元・小悪党と大統領選挙との間に一体どんな関係があるのだろうと思わせる不思議な題名ですが、最後まで読み通して大いに納得。派手さこそないものの、この「市民」というキーワードがこの切ないミステリの鍵をうまく言い表しています。ワシントン州スポーケンという田舎町の設定も情緒を添えている。どこか泣かせるこういうミステリが最優秀に選ばれることが、また小粋だと思いました。
by sergeant_cooper
| 2007-04-09 00:35
| 書籍・映画
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