検索
プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
カテゴリ
タグ
NFL(540)
ライブ(220) 広島市(76) 試乗(75) 浜崎あゆみ(72) クラシック(69) 海外ドラマ(64) 中央線(62) けっとちゃっぷ(62) ジェフリー・ディーヴァー(53) ピアノ(50) ロシア(49) ラジオ(49) マイクル・コナリー(48) 内田樹(43) 以前の記事
最新のコメント
最新のトラックバック
ライフログ
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
『アルコールと作家たち』(ドナルド・W・グッドウィン/現代企画室、1988)
☆☆☆★★ ポー、フィッツジェラルド、ヘミングウェイ、スタインベック、シムノン、フォークナー、オニール、ラウリーと、20世紀前半のアメリカ、「ロストジェネレーション」世代の作家たちに流行したアルコール依存症を精神科医が病跡学的に分析した書。 「作家は孤独であり、アルコール中毒は孤独な者の病気なのである」ー 第一次世界大戦後の退廃的な風潮と、作家のようにインスピレーションが求められる職業には当然とも受け止められていた大酒飲みの習慣が、作家たちにアルコール依存症を広めた。ー この結論には納得させられるものがあります。 私事になりますが、かつて学生時代に卒業論文の最後の仕上げに取り組んでいたとき、授業にもアルバイトにも顔を出さず、部屋にこもって一日6時間(正午から午後6時まで)、脇目もふらずに執筆と推敲に没頭した後で緊張から解放してくれるのは一杯のアルコールでした。それを考えると、第一線ではるかにクリエイティブな仕事をしている作家やアーティストたちがアルコールやドラッグの類に走ってしまうのは理解できるように思います。また、35歳以上の成人男性の自殺者のうち3分の1がアルコール依存症であるとも言われるアメリカ、徹底した個人主義の影響もそれに輪をかけた面もあったのでしょう。 我が国では飲酒運転の問題から注目を引きつつありますが、アルコール依存症という古くて新しい病について、考えさせられた一冊でした。
by sergeant_cooper
| 2007-03-22 20:02
| 書籍・映画
|
Trackback
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||