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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『韓国人から見た北朝鮮 独裁国家のルーツ』(呉善花/PHP新書、2003)
☆☆☆★★ 著者は1956年、韓国・済州島生まれ。83年に来日・留学し、現在は拓殖大学客員教授。 日本と韓国(および北朝鮮、中国)とは、文字や宗教という文明基盤を共有し、長い相互交流の歴史がありながらも何かが違う、という違和感があります。韓国がNIEsの、中国がBRICsの一員として西欧風の経済社会を築きつつある今でも、その想いは変わりません。その辺りは『文明の衝突』(サミュエル・ハンチントン/集英社、1996)で、日本が東アジアの中華文明と切り離された単独の文明と位置づけられている点にも現れているのでしょう。 本書の主題からは少々外れますが、韓国も北朝鮮も、現在こそ近代国家の体裁をとってはいるものの、その中身は、いずれもガチガチの儒教&中華思想によって500年以上も長らえた李氏朝鮮の「居抜き」であることを思い知らされました。今後の相互理解をさらに進めるためには、日本側は靖国や慰安婦といった歴史問題にあらためて取り組む必要があるのでしょうが、彼らの側にも、小中華思想から派生した「侮日観」や「自民族優越主義」を克服してもらわないことには、なかなか難しいように感じました。 *** 『日本を創った12人』(堺屋太一/PHP新書、1996) ☆☆☆★★ 著者が取り上げた12人とは、聖徳太子、光源氏、源頼朝、織田信長、石田三成、徳川家康、石田梅岩、大久保利通、渋沢栄一、マッカーサー、池田勇人、松下幸之助。 多角的な視点から異才を配置したのは著者の目配りのなせる技でしょう。一読して感じたのは、日本人が過去に拘泥せず、実際主義的な観点から、如何に臨機応変に事態に対処してきたかということです。グローバル化等、環境が激変する中で経済大国・ニッポンもこれら12人が築いた礎をどう乗り越えていくかが課題である、と著者は締めくくっていますが、著者の議論を延長すると、正にこれこそ日本人のお家芸のようにも思われ、多少なりとも希望を感じました。 なお、前記の『韓国人から見た北朝鮮』と合わせて読むと、伝統や権威にはしり硬直的な朝鮮半島と、変わり身の早い日本とでは如何に体質が違うのか、端的に理解できました。
by sergeant_cooper
| 2006-09-26 21:23
| 書籍・映画
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Comments(1)
Commented
by
よく知っている人
at 2006-10-01 03:10
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呉善花さんは既に日本人です。帰化しています。また、彼女の本の殆どは彼女本人が書いたものではありません。日本の右翼団体がどうも作成しているような匂いがします。
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