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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『「富」なき時代の資本主義 マルクス「資本論」を読み直す』(沖公祐/現代書館、2019)
☆★★★★ 『資本論』が世に出て150年余り、私たちは当時よりも豊かになったのだろうか。本書は、「富のありかた」をテーマに、本当の豊かさを再考する。 まず、本書のキーとなる【富】という概念について、アダム・スミスをはじめ多くの思想家の発想を参照しながら考察。 次に、【貨幣】に主題を移し、市場の発達に伴い、つかまえようのない幽霊のような存在になってしまった貨幣の姿を追う。 そして「賃労働者は自由なのか?」という問いを設定し、資本主義と【労働】の問題を検証。 最後に、現代社会のグローバリゼーションにおける資本主義の現状を踏まえ、資本主義の限界を乗り越える可能性を示唆する。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 著者は、1971年生まれ。東大大学院経済学研究科博士課程修了。現在は、香川大学経済学部教授(経済理論、社会思想)。本著は、「いま読む!名著」というシリーズの一冊のようです。 さて、この21世紀、一方でグローバリゼーションと、他方で(極右)ナショナリズムの台頭。そして新自由主義と金融資本主義がバブルとその崩壊を繰り返し、格差は拡大する。その中で、著者がどうマルクスを「読み直す」のかが、興味がありました。 が、結論から言って、資本論を世に出したマルクスの思想と、資本論の多少の解説に終始しているように読めてしまい、何かこの現代において画期的な「位置付けの見直し」「読み解きの転換」等を行っている訳ではない。もともと難解な資本論の話(だけ)をされると、不勉強な読者としても、興味がなお、引いてしまう。 そういう意味で、やや期待外れ(と言っては、大学教授の著者と企画を立てた出版社には失礼)で、肩透かしな内容でありました。
by sergeant_cooper
| 2019-06-18 05:32
| 書籍・映画
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