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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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「バイス」
☆☆☆★★ 副大統領の"vice"と、悪いという意味の"vice"を掛けたタイトル、そして描かれるのがチェイニー元副大統領で、話題作、観てみたいと思っていました(@立川シネマシティ)。4月2日公開で、観たのは昨日のサービスデー。割引になるのでほぼ満員でした。 多分、チェイニーに心臓を提供した故人が語り手で、プロットも、いったん民間セクターのCEOに下るところでエンドロールが流れ始め(まだ一時間しか経っていない)、あれ?と思ったら続きがあるという、凝った構成です。 イェール大学に進むも酒と喧嘩で退学になり、恋人のリンから愛想尽かされる寸前で立ち直ったチェイニー、DCで議員や補佐官等、権力に仕えることを天職だと知り、経歴がスタート。そして頂点が、ブッシュ(子)政権の副大統領時代。 9.11もあったせいで、「一元的執政府」理論に出会い、大統領のやることは大統領であるがゆえに正しい、そしてブッシュ大統領からは行政府のマネジメントは一任され、ブッシュの傍にも手駒を張り巡らせたチェイニーは、確かに、権力をふるった。 名ばかりでなく、実質的にも黒子、閑職の副大統領職で、こうまで事実上の権力者となったのは彼だけだろうという映画でしょう。都合の良い法理論の助けを借りて、オールマイティになってしまった。確かに彼は、選挙民が安心して眠れるよう職責を果たしたと言うかも知れませんが、やはり独善的で独裁的という批判は免れないのだろう。 翻って我が国の行政府の長も、三権分立を超えた権力が集まっているかのような政治をしている(ように見えるし、指摘が多い)。反面教師の映画でした。
by sergeant_cooper
| 2019-05-02 07:35
| 書籍・映画
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