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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『素数の未解決問題がもうすぐ解けるかも知れない。』(ヴィッキー・ニール/岩波書店、2017)
☆☆★★★ 「間隔が○○以下の素数のペアは無数にある」。さて○○に入るのは?7000万、4680、そして600…。果たして数学者たちは、双子素数予想の「2」にたどり着けるのか。 ゴールドバッハ予想、フェルマーの最終定理等、周辺の様々な問題に寄り道しつつ、全世界を巻き込んだ共同研究の行方を追う。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 著者は、オックスフォード大学数学研究科およびペリオール・カレッジのホワイトヘッド講師という先生だそうで、講演やメディア活動を通じて、一般の人々に数学を広めることに尽力しているとのこと。 本著のドラマは、「双子素数予想の証明」に向けた数学者たちの奮闘とその歴史です(差が2の素数の組は、無限に存在するのか。例:3と5、17と19、101と103等)。 2013年5月、ニューハンプシャー大学講師のチャン・イータンが、「差が70,000,000以下の素数の組は、無限に存在する」ことを証明してから、数学者たちの熱狂が始まり、ドラマの幕が開きます。もちろんゴールは「差が2」の組が無数に存在することを証明できれば良いのですが、コトはそう簡単な問題ではない。ブログを開設して共同でアイディアを交換するという新しい試みも始まり、どんどん値が引き下げられ、結局、本著執筆時点では「246」がこの問題に関する最新の記録だそう。 この、双子素数予想という本筋のドラマの説明の過程で、上記にあるように、ゴールドバッハ予想とか、あのフェルマーの最終定理とか、関連する数学の諸問題、エピソードも紹介されます。 いきなり読後感ですが、少々、難しかった…。 ストーリーを絞り込んでドラマ仕立てで語ってくれればまだ面白く読めるのですが、自身も数学者なので、一応は数式で説明されたり、「この証明は、後ほどの章にて(読者の皆さんが解ければ素晴らしい!)」とか、完全文系人間で数学が大の苦手のワタクシには、ちょっと「冷淡」な内容の濃さでありました。 もちろん、素数という分野で、こんな単純な予想を巡って、数学者たちが数世紀も頑張っているドラマは、興味深いし、ふ~んと感心します。そこら辺りを、平明に語ってほしかったかな~。
by sergeant_cooper
| 2019-02-18 05:40
| 書籍・映画
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