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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『世界の路地裏を歩いて見つけた「憧れのニッポン」』(早坂隆/PHP新書、2018)
☆☆☆☆★ 世界中を自分の足で歩き回り、路地裏の人々とふれあった著者。各国の庶民の目に映る「憧れのニッポン」像は、日本人が知らない「世界と日本」を教えてくれた…。 心が温まり、そして深く考えさせられる、感動の紀行エッセイ。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 先日、感想を投稿した『世界はジョークで出来ている』(文春新書、2018)の著者による紀行エッセイです。 タイトルからすると、よくある日本絶賛本かとも思いますが、著者がまえがきで述べているのは、「ノンフィクションの取材で50か国巡ってきた」「我が生業の集大成」で、「殊更に「日本凄い」と強調する気もないが、それでも「日本の歩み」ほど個性的で、面白いものもない」です。要するに、単純な絶賛本ではないです。 実際、滿洲、モンゴル、ルーマニア、チェコ、ポーランド、バルト三国、旧ユーゴスラビア、トルコ、シリア、イラク、イスラエル、サイパン、パラオ、フィリピン、台湾と、中には親日な国もありますが、縁遠い国も多い。 そういう国々の人々が、極東の島国からバックパッカーまがいのジャーナリストとして旅してきた著者に対し、温かい言葉を掛けたり、日本という国に憧れに近い関心を示してくれたりと、著者自身、いろいろ感動させられたとのことです。 どうしても、第二次世界大戦と戦後の平和ニッポンという政策からして、(著者に言わせれば)日本は、日本人、日本民族、日本が、何で貢献できるのか、日本の文化とは何か、といった(他国ならどこでも発信しているような)点が疎かになっていることを批判されています。決して、「戦争美化」「軍国美談」という狭量な話ではなく、「史実は史実として是々非々で語り継げば良い」とされている。同感です。 パラオ、フィリピン、台湾の、かつての日本を知る人が、「そんなこと(戦前の話)を日本では学校で教えていないのか?」と驚かれたことも多々あるようですが、個人的にも、恥ずべき話、歴史ではないと思う。もっと、胸を張れば良いのだ。 世界中の、恵まれない生活をしている人が多い中、日本への憧憬の念を持ってくれている人がたくさんいる。あらためて、心強く感じました。
by sergeant_cooper
| 2019-01-30 06:54
| 書籍・映画
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