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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『自衛隊失格 私が「特殊部隊」を去った理由』(伊藤祐靖/新潮社、2018)
☆☆☆☆★ 勤続20年、捨て身の自伝で「非戦」の「軍隊」の現場を、今明かす! 周りには、不良気取りか「お口半開き」かミリオタしかいない二等海士時代、平時にしか通用しないリーダーを育てる幹部候補生学校を経て、魂の抜け殻の防衛大生を教え、世界を股に掛ける軍艦乗りに。 イージス艦「みょうこう」航海長として北朝鮮の工作船と対峙したことで、立場は一変し、自衛隊初の特殊部隊創設へ。しかし、司令官は「映画「007」から戦術を学べ」という相変わらずの「お花畑」。それでも「特殊部隊」では本気だった。これが自衛隊員のリアルか!?(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 著者の本、『国のために死ねるか』(文春新書、2016)を同年11月に読んで感想を投稿しています。当時の感想をあらためて読んでみると、本著も、前著と重なる部分が多いようです。 日体大で陸上に打ち込み、そのまま体育教員となる進路があったところ、不完全燃焼感から海上自衛隊に一兵卒として入隊。幹部候補生学校や防大教官、イージス艦航海長等を経てだんだん「本気」になっていった。 が、1999年の「能登沖不審船事件」で海上自衛隊に特別警備部隊なる「特殊部隊」が創設されることになり、4名しかいない室員として準備に奔走。しかし、やはり周囲の自衛官、自衛隊との違和感から、勤続20年で退官し、フィリピン・ミンダナオ島で特殊部隊に必要な格闘術等を学ぶ。それを今、民間人の立場から教えたり、講演したりとご活躍のようです。 これも「あらためて」の感想になりますが、どうやら「本気(マジ)」で熱血漢の著者にしてみれば、戦闘/有事を全然想定していないかのような訓練に明け暮れ、官僚仕事に忙殺され、役人となっていくのが耐えられなかった様子です。特殊部隊を企画、準備し、兼教官として訓練にも入り込み、その間は充実していたようですが、定例の異動で昇格し、現場を離れるのは心外だったのでしょうか。 著者が言うように、優秀で、国防の気概に燃えている自衛官も多くいる。が、その他大勢は、どうもまだ、「お花畑」?という雰囲気らしく、それを読んだ読者としての私も驚きました。 東アジアの緊張が高まる中、果たして自衛隊は、闘う組織となってくれるのでしょうか。もっとも、銃後の私たちとしては、そのための法制を何とかしないといけない訳です。
by sergeant_cooper
| 2019-01-12 08:10
| 書籍・映画
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