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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『薬物とセックス』(溝口敦/新潮新書、2016)
☆☆☆☆★ ヤッてはいけない!でも、知っておきたい。テレビ、新聞が報じない禁断の深層! ASKA、高知東生、押尾学、清原和博、酒井法子、小向美奈子…。なぜハマってしまうか?なぜカップルで逮捕されるのか?著名人はなぜ手を出すのか? どんな気持ちになるのか? 薬物で女性が感じる「禁断の快楽」とは?入手方法や価格は?闇ビジネスや暴力団との関係は?なぜ再犯率が高いのか?「廃人」はいかにして作られるか? このような「タブー」に斬り込むのは、その筋をも唸らせたノンフィクション作家、溝口敦氏。常習者の告白や現役麻薬捜査官の激白も明かされる。薬物の基本情報から闇社会の深層まで、斯界の第一人者が「薬物と性」の最前線を一挙解説。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 著者は、1942年生まれ。早大卒、ノンフィクション作家。2004年に「食肉の帝王」で講談社ノンフィクション賞受賞の他、著書多数という人です。 本著で取り上げられている薬物は、ほぼ覚醒剤(と、同様の効果を持つMDMA)。 爽快感、多幸感、全能感を惹起し、依存性があり、禁断症状の苦しみから「止められない」という話は、よく報じられていて知っています。が、確かに著者の素朴な疑問?のとおり、中毒者には女性も多いし、男女のカップルも多い。その理由に斬り込んだ形です。 結論から言うと、覚醒剤を使用してのセックス(「キメセク」)だと、女性は(非使用時と比べて)何十倍もの「快感」を味わえ、羞恥心をかなぐり捨てて「淫乱」になってしまうほどの薬効?があるそうな。女性がそれで溺れ、プラス、そういう女性とセックスして「征服欲」を満たしたい男性も溺れ、つまるところカップルで中毒になる。そういうことだそうです。だから、「薬物とセックス」というタイトルになっている。 他のドラッグ(よくわかりませんが、ダウナー系のヘロインとか、はたまた合法であるところのアルコールとか)では、摂取したからと言ってセックスが抜群に良くなるとは聞かない。が、覚醒剤や(アメリカで人気の)コカインは、セックスへの波及効果が絶大?なために、ハマってしまうということらしい。 人気商売で、ただでさえ人が寄りついてくる芸能人やスポーツ選手、こういうドラッグがあれば、「百人力」?なのでしょうか。 一方、暴力団の資金源、従来からの賭博、管理売春、たかりが、警察の取締りで枯渇しつつある中で、覚醒剤密売が安定的な資金源となっているそう。台湾→中国→北朝鮮、そして今やメキシコと、密売・密輸出国が、高値で売れる日本を虎視眈々と狙っているらしい。 警察の標語ではないが、「人間やめますか」が、真に迫って理解できました。お~、コワ。
by sergeant_cooper
| 2018-11-02 05:52
| 書籍・映画
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