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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『ニッポンの思想』(佐々木敦/講談社現代新書、2009)
☆★★★★ これまでになかった日本の現代思想史が登場! 浅田彰、中沢新一、蓮實重彦、柄谷行人から、福田和也、大塚英志、宮台真司、そして東浩紀まで。思想家たちの論点・対立点を示す試み。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 例の『ニッポンの音楽』(2014)の著者による、「初めての新書」にして「初の完全な書き下ろしの著作」だそうです。著者の本業は、音楽、映画、小説といった芸術/表現の諸分野、いわゆるカルチャー/サブカルチャーなのだそうですが、批評活動の延長線上で、自らもリアルタイムで体感した80年代の「ニューアカ」以降を扱ってみたいとのこと。 上記で紹介されている思想家、批評家は、私もそのお名前を知っている人も多い。本著のスタンスとしては、その思想そのものを紹介するというよりも、各年代において当該思想がどういう立ち位置と影響力を持ち、どういうパフォーマンスをしたかを論じている(と思う)。 と思う、としか書けないのは、原著を読んだことがなく、従って当該思想家の正確な議論を知らないワタシが、「紹介」程度の説明ではとても理解が及ばない。各思想家が喧々諤々やり合ったと言っても、(著者に説明されても)要するに何がどう噛み合って、あるいは噛み合わなくて、そうなったのか、理解できない。 ということで、本著は☆一つでありますが、本著自体の出来が悪いという意味ではありません。 80年代のニューアカのブーム、著者に言わせれば「わかりたいあなた(読者)」に、わかった気にさせるカタログ的な議論をするという点がウケたらしい。 そういう意味では、私の読書傾向も、原著を読まず、わかった気にさせる本ばかり読んでいるという面もある訳で、少々反省はさせられた次第であります、ハイ。
by sergeant_cooper
| 2018-10-20 06:59
| 書籍・映画
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