検索
プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
カテゴリ
タグ
NFL(540)
ライブ(220) 広島市(76) 試乗(75) 浜崎あゆみ(72) クラシック(69) 海外ドラマ(64) 中央線(62) けっとちゃっぷ(62) ジェフリー・ディーヴァー(53) ピアノ(50) ロシア(49) ラジオ(49) マイクル・コナリー(48) 内田樹(43) 以前の記事
最新のコメント
最新のトラックバック
ライフログ
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
『新聞社崩壊』(畑尾一知/新潮新書、2018)
☆☆☆★★ 10年で読者が4分の1に減り、売上はマイナス6,000億円。新聞業界の地盤沈下が止まらない―。 限界を迎えつつあるビジネスモデルを、元朝日新聞販売局の部長が徹底分析。独自データを駆使した全国43紙の経営評価からは、生き残る新聞社と消えてゆく新聞社の姿がはっきりと見えてくる。 「なぜ新聞代は高いままなのか」「押し紙というタブーとリスク」「スクープで部数は伸びない」「デジタル化がもたらす功罪」等、記者が知らない新聞販売の窮状と未来をレポート。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 著者は、1955年生まれ。東京大学文学部卒業後、朝日新聞社入社。2015年に退社するまで主に東京本社販売局に勤務。東大を卒業して朝日新聞に入りながら、記者ではなく販売局勤務だったという珍しい?経歴の方です。 そういう著者ならではの視点から、新聞社の経営が(一部の勝ち組を除いて)ジリ貧、経営破綻が近い状態にあること、高コスト体質等の経営合理化に取り組まず、デジタル化の波に押され、今のままでは本当に危ないと警鐘を鳴らす。 著者の提言は、値下げ、夕刊廃止、紙面のコンパクト化、顧客の集中管理、流通の合理化、人件費の抑制、販売店の多角経営化と、如何にも販売の現場を知る人の内容で、プラス、再生ファンドのような「白馬の騎士」が現れて抜本的な対策を講じることを期待しておられます。 何度も私自身が書いているように、自分で新聞を取らなくなって久しいので、今更「どうでもいい」話題でもありました。が、著者が言うように、紙のレガシーなメディアにも取り柄がある。デジタルのプラットフォーム上の「ニュース」では、真実性が担保されず、読者は興味のある記事しか読まず(=結果、世の中のことを幅広く(半強制的に)知らされない)、昨今の騒動のようにフェイクニュースに踊らされ、健全な世論形成が阻害される傾向を生み出してしまう。 確かに、その点ではそのとおりだと思いました。私も、いつも見ているサイト等では、自分がクリックした(≒興味のある)内容にフォーカスして、以降、表示されるようになるので、その他の情報に疎くなってしまう。 が、果たして著者が言うように、そこまでして紙の新聞が必要だろうか。まだ疑問が氷解した訳ではありません。
by sergeant_cooper
| 2018-10-05 05:58
| 書籍・映画
|
Trackback
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||