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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『アメリカ太平洋軍 日米が融合する世界最強の集団』(梶原みずほ/講談社、2017)
☆☆☆★ アメリカ国防総省のクリアランスを得て、2年間、アジア太平洋安全保障研究センターの研究員として取材した、日米同盟の真実! 地球の表面積の半分を担当するアメリカ太平洋軍司令官、ハリー・ハリス大将は日系人であり、38万人の軍人を率いる。このハリス大将にも密着取材し、進化した日米同盟の実態を内側からリポート。想像以上に一体化が進む自衛隊と米軍の戦略が向かう先は、中国だ!(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 著者は、1972年生まれ。エジプトのカイロアメリカン大学卒業後、朝日新聞社入社。2000年から東京本社政治部、首相官邸、自民党、外務省等を担当。本著は、二年間休職してハワイの研究所の客員研究員となり、取材、勉強、インタビューを重ねた結果を本にまとめたもの。米軍のクリアランス済み。 先入観からか、朝日新聞の記者が米軍を描くとなると、どうしても批判的ではないか、日米同盟もしかり、と思っていました。が、あにはからんや、米軍に密着取材しただけあって、事実を丁寧に説明し、その意義も客観的に評価している。私なんぞには「米軍寄り」ではないかとも思える内容でした。 が、この本を読んで初めて、米軍が地球を地域毎の軍に分け、そこに陸海空と海兵隊を所属させていることを知りました。さらに、在日米軍の指揮権も、在日米軍司令官にではなく、太平洋軍司令官にある(もっとも、本著を読んだ後になって、ハリス司令官は駐韓大使に転任、軍は、「インド太平洋軍」に改組されましたが)。 地球の半分(インドアジア太平洋)を受け持つ、海軍をベースとした太平洋軍です、これほどの巨大組織を(司令官が交代するたびとかに)アップデートしながら機能させているというのは、生半可なことではない。 また、自衛隊も(OBが語るところによれば)発足当時のヨチヨチ歩きから、今は企業でいう中堅幹部くらいにはなった。米軍との意思疎通の体制も、ようやく、先人たちが時間をかけて築き上げた。 何だかんだ言っても、やはり日本の安全保障は、日米同盟抜きには語れない。その基本的事実を押さえる上で、本著は貴重だと思います。
by sergeant_cooper
| 2018-06-02 07:13
| 書籍・映画
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