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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『レッドライト・ランナー抹殺任務』(クリス・ライアン/ハヤカワ文庫、2009)
☆☆☆★★ SAS航空小隊のサム・レッドマンらは、アフガニスタンから帰還して早々、新たな任務を受けた。カザフスタンの訓練キャンプにいる約20名の英国人を抹殺せよというのだ。標的の写真を見たサムは愕然とした。その中に元SAS隊員で行方不明の兄ジェイコブがいたからだ。 苦悩するサムに、やがて驚くべき情報がもたらされ、彼は今回の任務に疑惑を抱いたまま、小隊の仲間とともに出発するが…。 謎をはらんで展開する白熱の冒険アクション。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) ようやく、クリス・ライアンの「SAS」シリーズで、既に邦訳刊行されている物もそろそろ終わりになります。読む順番は前後しましたが。 本作のストーリー、やや複雑であります。 そもそも「レッドライト・ランナー」というのは「赤信号突破者」の意味だそうですが、要するに、命懸けの冒険にスリルを見出すような者を指す。 主人公のサムの兄ジェイコブは優秀なSAS隊員だったところ、不始末から不名誉除隊となり、どうやらその逆恨み?からロシアに匿われ、ロシアFSBのために、テロ攻撃の実行犯(=レッドライト・ランナー)を育成する手助けを行っている。が、リクルートされた彼らイギリス人の若者には、てっきりMI5にリクルートされてお国のために働いていると思わせているのだから、憎たらしい。 ようやくイギリスSISもジェイコブらの活動に気が付き、カザフスタンにある「訓練キャンプ」にいるイギリス人を抹殺するようサムらに命令する、というわけですが、その中に兄がいることを知ったサムは、さすがにそれは実行できず、兄を逃がす。 SISは、FSBが、イギリスに潜伏中のレッドライト・ランナーを使って要人暗殺のテロを企んでいることを掴む。何としても、ジェイコブと、その行方を知るサムをひっ捕らえ、全容を訊き出そうと実力行使に出ますが、物語は、ジェイコブとサム(と盟友のマック)の駆け引き、そして「テロ」の未然阻止へと展開します。 結局、かつては親しかった兄弟のジェイコブとサムは邂逅することができず、敵対したまま結末を迎える。また、テロこそ防げたものの、サムの身も、晴れて無罪放免という感じではなさそう。 ちょっとばかり、スッキリ感のないストーリーとエンディングで、欲求不満感が残りました。
by sergeant_cooper
| 2017-07-08 05:55
| 書籍・映画
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