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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『戦後経済史は嘘ばかり』(髙橋洋一/PHP新書、2016)
☆☆☆★★ 世界から「奇跡」と称された高度経済成長を成し遂げ、やがてバブルの崩壊から「失われた二十年」といわれるほどのデフレ不況に落ち込んだ日本。なぜ我々は、かくも成功し、そしてかくも失敗したのか。 この日本経済の歩みの要因分析について、今、あまりに広く「間違いだらけの常識、思い込み」が流布している。 本書は、それらの誤謬をわかりやすい論証で一刀両断!「真相」をシンプルかつ明快に解き明かしていく。まさに、驚きと知的刺激の連続の一冊である。 「真実の歴史」を知らねば、経済の流れは見えてこない。未来を正しく見通すためにも、ぜひ読んでおきたい、新しい「戦後経済史」の決定版。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) かつて、竹中平蔵先生とタッグを組んだ著者の本が出ておりました。 以前の本では、理学部数学科卒で旧大蔵省入省という異色のキャリアを逆手に取り、同省に初めてALS分析の手法を持ち込んだり、竹中大臣の黒子としてデータ分析や理論武装で手を貸したりと、政界/官界裏話、苦労話的な本が多く、それはそれで興味深く読みました。 本著は、 ・戦後復興は本当に通産省の指導のお蔭と言えるのかとか、 ・狂乱物価は果たして石油ショックだけが原因と言えるのかとか、 ・ブラザ合意で初めて円高が容認されたのかとか、 ・バブル経済に対して金融引き締めを行って「退治」した日銀の政策は正しかったのかとか、 日常的には通説的に理解されている点に異論を唱え、経済の基礎理論、当時のマクロ経済状況からして、これらの見方は誤っていると断じています。確かに、そういうことかと納得してしまいました。 最終章では、TPPは結局のところ、貿易拡大を通じてパイが拡大し、国民経済に資する。もちろん、損をする分野もあるだろうが、それは政府が個別対応すればいい話だとしています。 今現在、著者は、嘉悦大学教授との肩書きですが、もう少し、政治の世界で働いていただきたい気もします。
by sergeant_cooper
| 2016-12-08 06:05
| 書籍・映画
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