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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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「ハドソン川の奇跡」
☆☆☆☆☆+☆ 2009年1月15日、USエアウェイズ1549便は、ラガーディア空港を離陸した直後、バードストライクによって両エンジンとも停止、機長の「サリー」サレンバーガーの咄嗟の判断で真冬のハドソン川に緊急着水。乗客乗員155名は全員無事救出された。あの出来事の映画化です。監督は、クリント・イーストウッド、主演は、トム・ハンクス。公開初日の24日(土)に、さっそく観てきました。 予告編とかを見ると、機長の判断は果たして正しかったのかという点が、事故後に問われたらしい。実際、事故直後のデータでは、 1)左エンジンはアイドル出力は可能だったはず、 2)管制塔から指示された近隣のラガーディア空港またはテターボロ空港への着陸も可能だったはず。ならば、機長はハドソン川への着水という無謀な危険を冒したことになる。 上記のような点が、いわゆる事故調査委員会によって詰問されていくのですが、サリーと副操縦士のジェフは、あくまで緊急着水しか手段がなかったと抗弁。公聴会に臨みます。そこでは、エアバス社によるフライトシミュレーションによって、両空港への着陸は可能だと出る。 しかし、サリーらは、「彼らは何回、このシミュレーションで訓練したのか?」と質問。答えは「17回」! また、シミュレーションでは、バードストライク直後から空港への着陸態勢に入っているところ、自分たちは他の要素を考慮するために35秒の時間がかかっており、そういう「人的要素」を排除したシミュレーションは意味がないと反論。35秒を考慮に入れて、再度、両空港へのシミュレーションをさせたところ、いずれも着陸に失敗。これでサリーらの主張の正しさが立証された。 事故調での毅然とした対応や、人的要素を的確に指摘した点も見事ですが、何と言っても、着水からすぐさま、沿岸警備艇(5艇)が駆け付け、NYPDのヘリがスクランブル発進して救助に当たった(実際、救助に要した時間は僅か24分)。 こんな、およそ有り得ないシチュエーションでの対応が、まるで何度も訓練した軍事作戦でも遂行しているかのような統率の取れた行動。アメリカ人が本気出すと凄いぞ、という面を、見せつけられました。いや、感服しました。私の好きなジョーク(の一部)に「タフな仕事はアメリカ人に任せろ」というのがありますが、正にそのとおり! 主演のトム・ハンクス、彼の主演映画を全部観ているわけではありませんが、あの「プライベート・ライアン」に次ぐ、記念碑的な作品になる得るのではないか。1時間40分程度の全編にわたって、緊迫感が全く途切れなかった。本当に、見ていて目頭が熱くなりました。感動しました。
by sergeant_cooper
| 2016-09-26 05:39
| 書籍・映画
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