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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。 「希望の轍」演奏 「上からマリコ」演奏 「Voyage」演奏 「スター・ウォーズ」演奏 ブログパーツ
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『土漠の花』(土村了衛/幻冬舎、2014)
☆☆☆★★ ソマリアの国境付近で、墜落ヘリの捜索救助にあたっていた陸上自衛隊第一空挺団の精鋭たち。その野営地に、氏族間抗争で命を狙われている女性が駆け込んだ時、壮絶な撤退戦の幕があがった。 圧倒的な数的不利。武器も、土地鑑もない。通信手段も皆無。自然の猛威も牙を向く。最悪の状況の中、遂には仲間内での疑心暗鬼まで湧き起こる。 なぜここまで激しく攻撃されるのか?なぜ救援が来ないのか?自衛官は人を殺せるのか? 最注目の作家が、日本の眼前に迫りくる危機を活写しつつ謳いあげる壮大な人間讃歌。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 引き続き、「知人のK氏」からの推薦本であります。「ついに自衛隊が…!」と短い書評が添えられてました。いざ手に取ると、書店員さんや作家(「秋元康、絶賛!見城徹、号泣!」と、帯には絶賛が並んでいました。 数的不利で土地鑑もない状態で、アスキラという地元スルタンの娘をかくまった隊員たちが、追っ手の敵対部族と原理主義勢力に立ち向かいます。圧倒的に不利な状況下、隊員たちは自己犠牲の精神で、次々と命を落とす。中には、過去に確執を持った隊員もいたが、激しい攻防戦の中で相手方の真意に触れ、邂逅し、従容として敵陣に突っ込む隊員も出る。 テンポよく話が進むので、ミリタリー・アクションとしては確かに「一気読み」させられます。また、実際に後方支援活動に赴いた自衛隊が、こういう事態に出くわさないとも限らない。そういう意味で、インパクトはある内容でした。 が、参考にAmazonのレビューも見てみると、絶賛の書評が多いなか、「どこかで見たことある感」との評もある。 私も実際、そう感じました。自衛隊ということで、日本人には他人事ではない内容ではありますが、犠牲者を出しながらも要人を救出して脱出する精鋭部隊、というのは、特にアメリカの小説ではかなり定番。書店員さんに加え、あの秋元康までも絶賛するほどでもないかな、と思いました。個人的には。
by sergeant_cooper
| 2016-07-29 06:20
| 書籍・映画
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