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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『いま生きる「資本論」』(佐藤優/新潮社、2014)
☆☆☆★★ 「革命」は関係ナシ。いまのすべてが分かる、私たちが楽に生きるための『資本論』。 私たちの社会はどんなカラクリで動いているのか。自分の立っている場所はどこなのか。それさえ分れば、無駄な努力をせず楽しい人生を送ることも可能だ。アベノミクス、ビットコイン、佐村河内騒動、など現在のトピックも、すべてこの一冊で読み解ける。 知の技法を知り尽くした佐藤優が贈る抱腹と興奮の白熱講座。紙上完全再現!(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 本著は、新潮講座「一からわかる「資本論」」第一期(2014年1月~3月)の講義を活字化したものとのことで、著者の語り、講義の終わりの宿題、聴講生との質疑応答、そして次回には、前回の答案への講評と、講座が全部詰まっております。 この一冊で資本論が全部わかるとか、そんな大それた射程ではもちろんなく、いま私たちが生きている資本主義社会の「論理」を(マルクス経済学の手法によって)知ることにより、より生きやすい人生や物の見方を得よう、という辺りが目的のようです。 毎回、宿題が出ておりますが、次回に紹介される答案は結構レベルが高いようで、(講義本編で読み上げられる)資本論の一節とともに、「斜め読み常習犯」の私には、おいそれと理解が追いつかないものも多いです。著者の本は、よく脱線することが多いのですが、むしろそっちの方が面白く、脱線や物の喩えから説明してくれる部分の方が、理解が早い。 それにしてもですね、巷では「知の巨人」ともてはやされるまでになった著者ですが、この講義の内容を読んでも、とても神学部で学んだだけの知識では到底ないと思えるくらい、古今東西の思想に通暁しているように思える。一体、どうやったらここまで博覧強記になれるのか、恐れ入るくらい。 なお、本としては、やはり「語った」内容を編集しただけに、拾い読み感が残ってしまい、やや「充実度」に欠ける部分はありました。
by sergeant_cooper
| 2015-11-07 07:49
| 書籍・映画
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