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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『反知性主義 アメリカが生んだ「熱病」の正体』(森本あんり/新調選書、2015)
☆☆☆☆★ 民主主義の破壊者か。あるいは格差是正の救世主か。 アメリカでは、なぜ反インテリの風潮が強いのか。なぜキリスト教が異様に盛んなのか。なぜビジネスマンが自己啓発に熱心なのか。なぜ政治が極端な道徳主義に走るのか。そのすべての謎を解く鍵は、米国のキリスト教が育んだ「反知性主義」にある。 反知性主義の歴史を辿りながら、その恐るべきパワーと意外な効用を描く。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 著者は、国際基督教大学学務副学長という方。本著を読む前は、何の本か見当が付かず、同じ頃に予約した他の本との兼ね合いで、政治学で言うところの、衆愚政治的な話かと思っていました(が、まったく違う内容でした)。 内容紹介にもあるように、ピューリタニズムから生まれたアメリカでは、やはりヨーロッパ的な権威や知性に反発し、平民、民衆の叡智や、実利を追い求める真摯さの中に価値を見出そうとする傾向がある。 これが宗教的には、現在のメガチャーチやテレビ伝道師といったリバイバリズムを支え、他の面(例えば政治)でも、妙にインテリな政治家よりも、民衆的な親しみを感じさせる候補に人気が集まる。 反知性、と言うよりも、反権威、反権力、反インテリ、と言った方が適切でしょうか。アメリカ人の心の奥底に流れる源流を見た想いがしました。
by sergeant_cooper
| 2015-10-28 07:06
| 書籍・映画
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