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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『アマゾニア 上・下』(ジェームズ・ロリンズ/扶桑社ミステリー、2002)
☆☆☆☆☆ アマゾン奥地のアメリカ領事館に元陸軍特殊部隊員クラークの遺体が運び込まれた。遺体写真を受け取ったCIAは驚愕する。クラークはCIA環境センターが4年前にランド博士率いる研究調査隊に送り込んだ情報員だったが、その後調査隊とともにアマゾンで行方不明になっていたのだ。さらに奇妙なことに写真のクラークには、以前狙撃を受けて失ったはずの腕が付いている。一体何が起きたのか? CIA、特殊部隊、そしてランドの息子で植物学者のネイサンらからなるチームが調査隊の捜索に乗り出す―。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) あの「シグマフォースシリーズ」を書いている作者の単発物で、2002年の作ながら、邦訳刊行は2015年3月でした。以前読んだ『アイス・ハント』(2003)と同じ頃の作品です。 さて、ストーリーですが、お約束どおりの「一難去ってまた一難」がピタリとはまり、わかっていても、ワクワクしながら読んでしまいます。未知の病原体への特効薬探しでアマゾンに探し入るも、ピラニア・カエル(ピラニアと毒ガエルのあいのこ)やイナゴの大群、30mくらいある人喰い大鰐、5mくらいある人喰いジャガーと、一体誰がこんなとんでもないバケモノを送り込んでくるんだと思うくらい、半端ないです。 しかも、主人公らは、バケモノからの攻撃をかわすだけではない。同様に、特効薬を掠め取ろうとしている悪質学者のグループ(この学者の愛人に、インディオの、これまた「頭皮剥ぎ」族が付いているからまたコワイ)の先回りにもやられ、次々と仲間を失う。何とか辿り着いた、正に地層時代の不思議な集落では、このグループに追い詰められて窮地に立たされます。 まぁそう来ても、「勧善懲悪」な作品ですから、最後には生き残った主人公らがハッピーエンドを迎える結末は用意され、それも織り込み済みです。が、わかっていても、十分堪能できるほど「出し物」満載。行き帰りの通勤電車の車中で読むのが、心待ちに楽しかったです。
by sergeant_cooper
| 2015-08-28 06:49
| 書籍・映画
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