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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『進化の謎を数学で解く』(アンドレアス・ワグナー/文藝春秋、2014)
☆☆☆★★ 「最適者」はどこから来るのか?新しい種が生まれた時、なぜそれが古い種にとってかわるのか? ダーウィンは、それを自然淘汰という考えで説明した。環境の変化に適応できない古い種は淘汰されていく、それが「進化」なのだと。 しかし、では、どうして都合よく、新しい環境に適応した新しい種は生まれるのだろうか?自然淘汰は、最適者を保存改良することはできる。だが、その最適者はどこからやってくるのか?ダーウィンがどうしても解けなかったのが、その「最適者の到来」の謎だった。今、5000次元の組み合わせを解くことのできる数学とコンピューターが、「最適者の到来」の道筋を解きあかしつつある。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 著者は、チューリヒ大学進化生物学教授。上記の内容紹介を読むと何となく理解できますが、原題は「最適者の到来 進化の最大の謎を解く」というものだそうです。訳者あとがきによれば、この原題を見た時、トンデモ本の類かと一瞬思ったそうですが、読んでみて疑問も氷解、実に深くて面白かったとのこと。 繰り返しになりますが、自然淘汰(自然選択)は、最適者を保存することはできるが、ではその最適者はどう生まれ、どう受け継がれるのか。進化論だけでは説明がつかないという点が、本著のテーマでした。 実は、内容的には少々、というか結構難解な部分があり、要するに何が言いたいの?的なところはあります。が、詰まるところ、遺伝子の膨大な「図書館」が、その冗長性と頑強さによって、環境の変化に適した解を即座に見つけて対応し、これが適応につながっているということなのですね。そしてこの膨大な図書館の解析に、今の進化生物学では、コンピュータのシミュレーションを駆使することで研究に弾みがついている。 どこかまだストンと腑に落ちない部分もありますが、何となく、理解できた気にはなりました。
by sergeant_cooper
| 2015-07-04 07:03
| 書籍・映画
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