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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『血の裁き 上・下』(ロバート・ゴダード/講談社文庫、2011)
☆☆☆☆★ かつて高額な報酬に惹かれ、セルビア民兵組織リーダーの生体肝移植を成功させたことがある高名な外科医ハモンドの前に、リーダーの娘が現れた。大量虐殺を繰り返し、戦争犯罪人として逮捕された父親の財産の隠し場所を知る組織の元会計係を探してほしいという。半ば脅迫されたハモンドはハーグへ向かう。 MWA賞受賞後第1作。バルカンを舞台に繰り広げられる、秀逸ノンストップ・スリラー。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) この作者の名前はどこかで聞いたことがあり、既刊本も知っているような気がしますが、2014年6月の邦訳刊行で目立った本作を読んでみました。 ノンストップ・スリラーとありますが、ちょっとその割にはテンポは遅め。ただ、次々と場面は切り替わり、新たな難題がどんどん降りかかります。 主人公が、別に元軍人でも、スパイのエージェントでもない、一介の医師で、随分前に報酬に釣られて民兵組織の悪名高いリーダーの手術を行ったことが、今に成って厄災になって降りかかった。最初は恫喝に応じて社会的地位を守るため、という消極的理由で関わり始めますが、関係者が抹殺され始めると、いやでもプライドや正義感の問題にならざるを得ず、過去に訣別してでも、現実と折り合いを付ける途を選びます。 単純な勧善懲悪のアクション物ではなく、ユーゴ紛争を発端とした人道的な問題も絡み、かなり「深い」作品になっていました。
by sergeant_cooper
| 2014-11-28 05:21
| 書籍・映画
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