検索
プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
カテゴリ
タグ
NFL(540)
ライブ(220) 広島市(76) 試乗(75) 浜崎あゆみ(72) クラシック(69) 海外ドラマ(64) 中央線(62) けっとちゃっぷ(62) ジェフリー・ディーヴァー(53) ピアノ(50) ロシア(49) ラジオ(49) マイクル・コナリー(48) 内田樹(43) 以前の記事
最新のコメント
最新のトラックバック
ライフログ
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
『悪の出世学』(中川右介/幻冬舎新書、2014)
☆☆☆☆☆ 権力を握ることが悪ではないが、激しい闘争を勝ち抜き、のし上がった者に只の良い人はいない。本書は歴史上、最強最悪といわれる力を持った三人の政治家、スターリン、ヒトラー、毛沢東の権力掌握術を分析。若い頃は無名で平凡だった彼らは、いかにして自分の価値を実力以上に高め、政敵を葬り、反対する者を排除して有利に事を進め、すべてを制したか。その巧妙かつ非情な手段とは。 半端な覚悟では読めない、戦慄の立身出世考。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) この著者、本業は雑誌「クラシックジャーナル」の編集長とのことで、私も以前、『二十世紀の10大ピアニスト』(2011)とかで大いに楽しませてもらいました。一方、クラシックの演奏家の歴史を解説する過程で、どうしてもこういった「権力者」の実態にも詳しくなってしまい?、本著を出したとのことです。 読んでみると、それぞれの人物について、立身、栄達、野望の果て、と章分けし、加えて短いコラムの後に「出世術」の要点をポイントとしてまとめてあります。まるでハウツー本のような手際の良い説明ぶりに、感心してしまいました。 さてこの三人ですが、毛沢東以外の二人については、これまでの歴史書とかで知っているつもりのことも多かったですが、あらためて「出世」「組織操縦」という切り口からまとめて説明してもらえると、如何にあくどいことをやってきたのかよく理解できました。また、毛沢東についても、「英雄色を好む」等のエピソードのほか、中国の歴史史上「最大最悪の独裁者」と言われるまでにのし上がった過程がよくわかりました。副業としてまとめていただいた本の割に?、とても面白い本でした。
by sergeant_cooper
| 2014-09-03 05:37
| 書籍・映画
|
Trackback
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||