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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『砂上の帝国アメリカ』(佐伯啓思/飛鳥新社、2003)
☆☆☆☆★ なぜアメリカの「一極支配」はあり得ないのか?なぜ日本は「アメリカ依存」ではやっていけないのか? 35の「疑問」について、平易かつ明解にレクチャーする、強靱な思索の結晶としての「アメリカニズム」批判。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 続けて佐伯先生の本を読んでいます。本著は、「普段から親しくしている数人の大学院生・学生を相手に論議したもので、この企画は、「高校生でもわかるアメリカ論を!」という端的な一言から始まった」とのことです。実際、先生の各章毎の議論の後に、質疑が付きます。 本著は、大義なきイラク戦争と、小泉構造改革のさ中で書かれただけあって、先に読んだ本よりはアップトゥデートな内容です。さらに、アメリカの建国の精神、ヨーロッパとの違いから説き起こし、次いでアメリカが自由と民主主義、グローバリズムを押し付け歩く背景にある考え方、そして最後には、我が日本が戦後の占領を経て如何にアメリカナイズされたか。その過程で如何に「価値観」や「道徳心」といった戦前からの精神が、やれ自由だの、民主主義だのといった原理の前に退色を余儀なくされているか。そういう事情を丁寧に追っています。 先生の立ち位置も明らかにされている。先生の議論を知るには、(アメリカという切り口から)わかりやすい本だと思いました。
by sergeant_cooper
| 2014-08-07 06:24
| 書籍・映画
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