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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『樹海戦線』(J・C・ポロック/ハヤカワ文庫、1984)
☆☆☆★★ CIA内部に潜むソ連の大物スパイ。その正体を暴く情報を持つために、元グリーンベレー隊員のスレイターは暗殺者に命を狙われ始めた。件のスパイを調査していたグリーンベレー時代の彼の指揮官は抹殺され、同じ情報を持つ戦友たちも標的となった。激闘の末、からくも生き延びたスレイターと戦友のパーキンズは、武器・弾薬を集めてカナダの森林地帯に入り、敵を迎え撃つ作戦に出る。だが、そこに送り込まれてきたのは、ソ連が誇る特殊戦闘部隊の精鋭だった! 大自然を舞台に展開するプロ対プロの激烈な闘いー迫力溢れる傑作アクション巨編。(以上、本書の帯より) 読んだばかりの『暗殺者の鎮魂』(マーク・グリーニー/2011)の巻末に紹介されていました。まだ冷戦下、ベトナム戦争が終わってから8年という時期に描かれた作品です。 CIA内部に浸透した二重スパイが、正体の露見を防ぐため、身元を感づかれかねないスレイターらの抹殺に出るが、当の本人らは、CIA?に狙われているのか、それともその他の誰に狙われているのか?見当がつかない。助けを求めることができないまま、当座、逆襲に専念するため、カナダの森林地帯に所有するキャビンに立てこもることとする。が、襲ってきたのはCIAどころの話ではなく、12人編成の特殊部隊だった。 森林地帯の「激闘」ですが、迎え撃つスレイターらに地の利があるせいで、ほとんど完勝に近い形で進みます(それでも、戦友のパーキンズを失いますが)。これで終わってしまってはあっさりし過ぎと思ったら、当の二重スパイを三重スパイに転向させたCIAが、逆に邪魔となったスレイターを抹殺すべく刺客を送り込み、結局、スレイターはやられてしまいます。冷戦下、スパイ合戦の被害者となってしまった。 CIAの若手職員は、見殺しにしようとする上司の命令に反抗し、辞表を提出しようとするのがせめてもの救い。かつてはこういう非情な世界が当たり前の時があったのだ。
by sergeant_cooper
| 2014-05-03 06:36
| 書籍・映画
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