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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『社会を変えるには』(小熊英二/講談社現代新書、2012)
☆☆☆★★ 〈私はしばしば、「デモをやって何か変わるんですか?」と聞かれました。「デモより投票をしたほうがいいんじゃないですか」「政党を組織しないと力にならないんじゃないですか」「ただの自己満足じゃないですか」と言われたりしたこともあります。しかし、そもそも社会を変えるというのはどういうことでしょうか。〉(「はじめに」より) いま日本でおきていることは、どういうことか?社会を変えるというのは、どういうことなのか?歴史的、社会構造的、思想的に考え、社会運動の新しい可能性を探る大型の論考です。2013年新書大賞受賞。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 著者は1962年生まれ、近代日本の歴史が専門という慶應大学教授の方。80年代の頃からよくデモを体験し、一方で、2009年夏に大きな著作を書き上げた後、「意識不明になって入院」し、2011年4月に完治されたという、何だか壮絶な人です。 内容紹介にあるように、社会に働きかけて、変えるということは、どういう手法があり、それはどういう考え方や思想に基づき、どういう時代に有効性を持っていたのかという点を、多角的に論考した内容です。 著者が断っていますが、何か結論めいたものを示すものではなく、確かに、本著の議論を追うと、いわゆるステレオタイプを当てはめて短絡的に考えるのではなく、弁証法的にというか、お互いに刺激して成長しあう行為を通じて、「働きかけ」は成就するのだと説いています。 今の日本では、仕組み的に疲労を起こしているというか、時代に合わなくなった物差しで、相変わらず物事が判断され、「働きかけ」られ、その結果、政治に対しても疎外感を味わうことになっている。著者のような、一種相対的な見方ができて、自由な考え方ができるといいとは思います。私もそうしたい。 でも、それが日本全体の風潮に及ぶことが期待できるかというとはなはだ怪しい。まだ日本は、変わらないのでしょうか。
by sergeant_cooper
| 2013-11-29 05:15
| 書籍・映画
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