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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『憲法九条の軍事戦略』(松竹伸幸/平凡社新書、2013)
☆☆★★★ 国防軍構想や日米安保への依存だけが日本の軍事戦略ではない。憲法九条の「制約」を「優位性」に変えれば、九条は軍事戦略として根拠をもち、世界をより平和な道へ導くことができる。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 著者は日本平和学会会員というフリージャーナリスト。 あの内田樹先生が帯に、「『自分の国は自分で守る』という常識的立場から対米従属派の没論理をきびしく批判する。九条と防衛の両立をめざす実にプラグマティックな論考。誰かがこういう本を書かなければならないと思っていたら松竹さんが書いてくれました」とあり、なかなか注目度が高いようです。 が、一読後の感想としては、どうも歯切れが悪いし、現実問題として説得力に弱い議論な気がしました。Amazonのレビューでは、見事にバランスをとった議論の展開だ、と絶賛が並んでますけど、そうは思えない。 確かに、護憲べったりではなく、過去に他国に銃口を向けたことがない自衛隊の実績を認めた上で、専守防衛に徹し、九条を堅持することによって、平和国家日本として採りうる(軍事)戦略があるのだ、という議論ではあります。どう途を踏み外すかわからない集団的自衛権や核武装などといった最近の傾向とははっきりと一線を引いている。 しかし、安保・日米同盟は(個人的には)覆せそうもない現実だし、対米隷属と批判されようと、アメリカの軍事戦略の下に在り続けるしかないように思う。そういう意味で、この本の議論はユートピア的に思えるし、旧来の「護憲派」の立場からあまり出ていないように思えます。 もちろん、専守防衛と九条の堅持については完全に同意します。が、アメリカの傘の下から果たして出られるものかどうか…。
by sergeant_cooper
| 2013-11-08 06:03
| 書籍・映画
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