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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『海はどうしてできたのか』(藤岡換太郎/ブルーバックス、2013)
☆☆☆☆☆ 宇宙で唯一知られる「液体の水」を持つ海は、さながら「地獄絵図」の原始地球で幾つもの「幸運」の末に産声をあげた。しかし、それは私たちにとっては、猛毒物質に満ちた恐るべき海だった。原始海洋が想像を絶する数々の大事件を経て「母なる海」へと変容するまでの過程から46億年の地球進化史を読み解き、将来、海が消えるシナリオにまで迫る。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 著者は「しんかい6500」に51回搭乗する等した地球科学者。ブルーバックスの本というと、入門書という位置づけではありながら、どうも数式が多くて私にはハードルが高いのですが、どこぞのサイトでこの新刊が取り上げられているのを見、読んでみました。 まず、説明がわかり易いです。46億年の歴史を1年に喩え、どの日時でどういう(地質学的な)出来事が起き、僅か1秒から2秒に過ぎない現代人の私たちにつながるのか、解説してみせる。雑誌の「ニュートン」とか読んでる人には周知のことばかりかも知れませんが、あらためてキチンと解説されると、今の地球、というか海の成り立ちとその有り難さがよくわかりました。 「最初の海」がマグマオーシャンだったとか、隕石の衝突による「ジャイアントインパクト」で月ができたとか、「2月9日」に相当する頃に、想像を絶する豪雨が長年続いて今の海の原型ができたとか、初めて知った。 1年の比喩を離れて後半は、海の各論に入りますが、プレートテクトニクスの運動によって、海水が地球内部に取り込まれ、実は地球上の水がなくなる恐れがあることも、これまた初めて知った。 いずれにせよ、太陽の赤色巨星化によって地球は呑み込まれる運命にはありますが、それまでに、人類は新しい未来を切り拓くテクノロジーを持って欲しいものだ(数十億年後の話ではありますが)。一方、僅か1秒とかの科学技術の進歩によって、46億年の歴史を振り返ってみられるほどの科学技術を身に付けた人類も、凄いと思いました。
by sergeant_cooper
| 2013-11-07 06:05
| 書籍・映画
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