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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『「救済」の音楽 バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ワーグナー論集』(磯山雅/音楽之友社、2009)
☆☆☆★★ 音楽が伝えるものとは?音楽が聴く者の内面にもたらすものとは? 『魂のエヴァンゲリスト』(辻荘一賞)、『マタイ受難曲』(京都音楽賞)を著した気鋭の音楽学者による、渾身のバッハ、ワーグナー論の登場です。音楽への感動・情熱を根底に置き、「キリスト教と音楽」を中心テーマに研究を深めてきた著者が長年にわたって綴った濃密な作曲家論であり、同時にオルガンについてのやさしく詳細明快な解説や、13種の「パルジファル」録音の聴き比べなども収録した、バラエティに富んだ充実の書である。クラシック・ファンの基本ライブラリーとなる一冊。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 著者は東京大学で美学芸術学を修め、現在は国立音楽大学教授の方。最近のワタシの個人的なクラシック・ブームのせいで、図書館のリストから本著を知り、読んでみました。 タイトルの「救済」に惹かれました。というのも最近聴き込んだベートーヴェンの「第九」、絶唱に近い合唱を聴くと、信仰心とはかくや、と思わせるほどの感動を覚え、上記の作曲家はそういうものを意図して作曲したのだろうか、という関心があったからです。 残念ながら、著者ほどたくさんの曲を聴いて知っているわけではないし、そのため、せっかく譜面を載せて解説してくれても全くわからない箇所も多いです。しかし、バッハやベートーヴェンが、スタンスやアプローチの違いこそあれ、音楽に(今でいう流行の)音楽以上のものを込めていたことはあらためて認識できました。 ベートーヴェンについての解説の冒頭で、「ハイドン、モーツァルトにおける遊戯性を超えてベートーヴェンが音楽に「思想」を持ち込み、それによって音楽史を塗り替えた」とあるのは、思わず膝を打つほど理解できました。
by sergeant_cooper
| 2013-03-08 06:25
| 書籍・映画
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