検索
プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
カテゴリ
タグ
NFL(540)
ライブ(220) 広島市(76) 試乗(75) 浜崎あゆみ(72) クラシック(69) 海外ドラマ(64) 中央線(62) けっとちゃっぷ(62) ジェフリー・ディーヴァー(53) ピアノ(50) ロシア(49) ラジオ(49) マイクル・コナリー(48) 内田樹(43) 以前の記事
最新のコメント
最新のトラックバック
ライフログ
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
『赤軍ゲリラ・マニュアル』(レスター・グラウ、マイケル・グレス/原書房、2011)
☆☆☆★★ 第二次世界大戦中、ドイツに侵攻されたソ連がゲリラ兵を使って対抗しようと作成した手引きの復刻版。戦闘方法、武器、進軍の仕方、応急処置の仕方まで、あらゆるシチュエーションを想定したゲリラ戦やゲリラ兵の心得を紹介している。戦後、多くの国のゲリラ戦で実戦的なマニュアルとして使われた。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 著者のグラウ氏はアメリカの退役軍人で、ベトナム戦争に従軍。ゲリラ戦を経験し、陸軍でロシア語を学び、任務で何度も旧ソ連を訪れた方。グレス氏の方は元旧ソ連兵。 当初、著者らによる一般向け紹介本かと思っていたら、何と本当に第二次大戦下で出版・使用されたマニュアルの復刻版でした。巻頭には1942年のスターリンの演説まで収録してある。 市民や予備兵がパルチザンとして働く際の広範かつ最低限の基礎知識を盛り込んだもので、銃の分解・掃除・給弾不良時の直し方とか、爆薬のセットの仕方とか、河川の幅を三角測量の要領で測る方法とか、食用・毒キノコの種類とか、化学戦(毒ガス)への対処方法とか、ここまで網羅するかと思うほど、ちゃんと文章で(しかも図説付きで)説明してあります。もっとも、素人が文章を読んだだけではわからないとは思いますが、この本を片手に教官から教えられたり、実際に武器を持って見比べたりすれば、何とかなりそうな雰囲気に仕上がっているのがコワイかも。 今、21世紀の日本の読者(私)が読むと、あまりに実用的な内容過ぎて、読み物としては別に楽しめるものではありません。ただ、このマニュアルが戦後も幾多のゲリラ教本の参考になったのかと思うと、史実的な価値は計り知れないと思いました。
by sergeant_cooper
| 2013-01-10 06:46
| 書籍・映画
|
Trackback
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||