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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『はじめてのノモンハン事件』(森山康平/PHP新書、2012)
☆☆☆☆☆ 太平洋戦争が勃発する直前の1939年に起きた満州国とモンゴルの国境紛争であるノモンハン事件。戦闘の規模からいえば、事実上の「日ソ戦争」にもかかわらず、19,000人もの戦死傷者を出した大苦戦の内実は国民に知らされることなく、あくまで「事件」として内密に処理された。 なぜ日ソは満蒙の地で激突したか?なぜ関東軍と参謀本部は決裂したか?なぜ現場指揮官に苛酷な責任追及がされたのか? 本書は、今なお戦史のベールに包まれた「草原の死闘」の真相に迫る。この戦争を知らずして昭和史は語れない。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) これまで何冊かノモンハン事件の本は読みましたが、結論から言って、この本が一番よくまとまっていると思います。史実に即するあまり読み物としての体をなしてなかったり、詳しく書き過ぎて一体どこに「事件」の焦点があるのかわからなかったりする本がこれまででしたが、この本は、関東軍司令部と前線の不協和、暴走した辻参謀。そして一方で「勝つこと、決定的に、できれば劇的に勝つこと」を至上命題に着々と圧倒的な準備を進めたソ連軍の様子がよくわかります。そして読み物としても、時系列にどういう戦闘がどう戦われたのか、わかりやすく整理して著述してあります。 あらためて、旧日本陸軍が「死ぬこと」を如何に軽視していたか、戦略的な作戦行動等かけらもなかったのか、よく理解できました。
by sergeant_cooper
| 2012-12-22 10:19
| 書籍・映画
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