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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『ブランドなんか、いらない 搾取で巨大化する大企業の非情』(ナオミ・クライン/はまの出版、2000)
☆☆☆☆★ 1999年の11月、シアトルで開かれたWTOの会議に5万人の市民・活動家が集結し、激しい抗議行動を繰り広げた。テレビには、マクドナルドの店舗を襲う一部の人々の姿も映しだされた。なぜ5万もの人が集まり、そしてなぜ攻撃対象がマクドナルドなのか。 本書はその背景にある、いま欧米で盛んな反企業・反ブランド運動に迫ったドキュメントである。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 『閉じこもるインターネット』(イーライ・パリサー/早川書房、2011)では、最新のインターネット事情を教えてもらいました。自由に受発信できる空間のはずだったインターネットが今や、グーグル等のパーソナライズによって、知らず知らずのうちに狭い世界に閉じ込められているという、商業主義の行き着く末でした。 今回の本は、現在のインターネット大盛況の10年以上も前に書かれた、(まだ)素朴な問題意識の本です。が、メーカーがもはや製品ではなく「ブランド」という幻想を売ることに狂奔し、それによって莫大な利益を上げ、一方の肝心の製品は途上国で労働者を搾取している実態、あるいは当地米国の正規労働の職を奪い続けている実態。 「売らんかな」のためには(日本で言うところの)企業倫理もへったくれもなく、消費者を幻想漬けにしては消費に走らせ、労働者には最低賃金以下の非正規雇用を強い、まともな人生プランさえ描くことさえ不可能にしている大企業の在り方。 株主の利益、四半期の利益、経営陣の報酬のためなら、自由競争をいいことに何でもありのアングロサクソン流の資本主義(その後の「パーソナライズ」インターネットを含め)に対しては、いわば19世紀のマルクス主義に匹敵する対抗思想が必要な時代にきているのではないかと思いました。
by sergeant_cooper
| 2012-08-29 05:45
| 書籍・映画
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