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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『TPP亡国論』(中野剛志/集英社新書、2011)
☆☆☆☆☆ TPP(環太平洋経済連携協定)参加の方針を突如打ち出し、「平成の開国を!」と喧伝する民主党政権。そして賛成一色に染まったマス・メディア。しかし、TPPの実態は日本の市場を米国に差し出すだけのもの。自由貿易で輸出が増えるどころか、デフレの深刻化を招き、雇用の悪化など日本経済の根幹を揺るがしかねない危険性のほうが大きいのだ。 いち早くTPP反対論を展開してきた経済思想家がロジカルに国益を考え、真に戦略的な経済外交を提唱する。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 著者は経済産業省から京都大学へ出向している方。巷にたくさん本も出て、一度話題の「TPP」の議論を知っておきたかったので読んでみました。 読んでみると、前・管政権が突然言いだしていた「TPP交渉検討」「平成の開国」など、とんでもない暴論だったのですね。この本を読む前は、例えば、このデフレ下に安い輸入品が入ってきて大丈夫なのだろうかとか、関税を引き下げてもらって輸出企業は助かるかも知れないけど、これまでそうだったように、輸出企業が儲けても、それが勤労者の所得には還元されないのではないか、と漠然とした懸念を持ってましたが、やはりそうでした。 著者は別に経済学の専門家とまではいかない一官僚ですが、その程度の人でさえ、論理的に考えればとてもまともな国家戦略とは思えないTPP参加なんて、およそあり得ない。 田舎で専業農家をやっている伯父夫婦(後期高齢者)が、先日、「TPPになったらやっていけん」と言ってたのはまさにそのとおりのようです。
by sergeant_cooper
| 2011-10-14 07:01
| 書籍・映画
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