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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『スナーク狩り』(宮部みゆき/光文社文庫、1992)
☆☆☆☆★ 織口邦男が勤める釣具店に、関沼慶子は鉛版を買いに来た。不審に思った織口は、彼女が銃を持っていることを知り、ある計画を思い付く。そのためには今晩中に銃を盗まなければならない。が、その晩、彼女は元恋人・国分慎介の結婚式に散弾銃を持って現われた。新郎新婦が雛壇に戻る瞬間を狙って…。スナークとは何か…!?人間の真実を抉る傑作サスペンス。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) あの『火車』(新潮文庫)(山本周五郎賞受賞、週刊文春ミステリーベスト10、1992年国内部門第1位)と同年に刊行された「シンプルだが、まことに力強い」(巻末解説)中編小説。 さすがにあの『火車』と比べられるとたまりませんが、一方で『火車』という一世一代の大作品を手がけながら、他方では本作品のような、「映像的」で、スピード感に満ちた、全く色合いが違う作品を書けるなんて、作者の力量には本当に恐れ入ります。 複数のプロットが絡み合いながら一気に収斂していく手法は、作者ならでは。宮部みゆきが好きな読者なら、(本作品も含めて)どの作品も☆5点満点と言ったところでしょう。
by sergeant_cooper
| 2011-10-06 06:09
| 書籍・映画
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