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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『古代中国の刑罰』(冨谷至/中公新書、1995)
☆☆★★★ 洛陽南郊にある後漢時代の墓坑から出土した労役刑徒たちの多数の髑髏、埋葬者の履歴・刑名を刻んだ磚。西安郊外にある前漢景帝の陽陵付近から出土した刑具をつけた白骨遺体。湖北雲夢県睡虎地出土の秦代官吏の遺骨とおびただして竹簡。本書はこれらを地下からのメッセージとし、春秋公羊伝の伝義「春秋の義」を鑑に、秦漢時代の刑罰がいかなる体系をもち、いかに執行されたかを明らかにし、さらに西欧と中国の刑罰の差異にも及ぶ。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 著者が文中で面白いことを断っています。 「私は本著の読者にお詫びせねばならないのである。「古代中国の刑罰」と銘うった拙著に、残虐な刑罰の数々の詳細な解説を期待され、ここまで読んでこられた方もおられるかも知れない。西欧にしてもしかり、ましてや宦官、纏足等々、奇習が存する中国こと、さぞや残虐・猟奇的な処刑があることだろうと。しかしながら、第三章までのところで、そういった残酷刑は登場せず、その意味では一部の読者の期待を裏切ってしまったのではないかと恐れる。私とて、できれば残酷刑の数々を開陳し、解説してみたいのだが、こと秦漢の刑罰について言えば、それができないのである」と。 私も、猟奇的な?関心から本著に期待していたふしがありましたが、本著は刑罰と社会の関係というもっと社会的な問題に的を絞った内容でした。私はよこしまな読者でしたね。
by sergeant_cooper
| 2011-08-31 05:10
| 書籍・映画
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