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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『最終定理』(アーサー・C.クラーク、フレデリック・ポール/早川書房、2008)
☆★★★★ コロンボの大学のランジットが熱中していたのが、17世紀のフランスの数学者フェルマーによる最終定理だった。ワイルズの証明よりも、もっと簡潔な方法で証明できるはず、と信じていたのだ。ランジットは、なんとかその方法を探そうと決意していた。 そのころ、太陽系から何光年もの彼方の宇宙では、人類よりもはるかに優れた知性をもつ異星人グランド・ギャラクティクスが、憂慮を深めていた。人類初の原子爆弾の爆発に始まり、つぎつぎと核爆弾を使っている人類が、いずれ、宇宙のほかの者たちに害をなすのではないか、と心配していたのだ。そこでグランド・ギャラクティクスは、配下のワン・ポイント・ファイヴズに指令をくだし、侵略艦隊が出発した。グランド・ギャラクティクスはいったい人類をどうしようと考えているのか、そして艦隊の目的とは?(以上、出版社の内容紹介より抜粋) あの「フェルマーの最終定理」をダシに使った作品で、巨匠クラークの遺作ということもあって、大いに期待しました(=買おうかと思ったくらい)。 が、ランジットが「証明」したとする解法は、別に新しく本書で提示されるわけでもないし(また、ワイルズの証明以外の証明方法は現在でもない)、証明したとするランジットが国連機関によって秘密任務に従事させられるいきさつもよくわからない。まして、地球を抹殺しようとしたグランド・ギャラクティクスが何を考えてどう決着を付けようとしたのかも、本書枠内ではあまりにも説明不足で、尻切れトンボになっている。 一体この遺作は、果たして「完成品」なのだろうか??
by sergeant_cooper
| 2010-10-07 05:09
| 書籍・映画
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