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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『茶の世界史 緑茶の文化と紅茶の社会』(角山栄/中公新書、1980)
☆☆☆☆★ 「東洋の茶の文化に対するヨーロッパ人の畏敬と憧憬-。ここから、ヨーロッパの近代史は始まる。」(本書のプロローグより抜粋) 社会文化の単純な比較かと思いきや、タイトルに「世界史」ともある。出版が1980年と、今からもう30年前の著作ですが、興味を持って借り出してみました。 上述のプロローグにあるように、当時いろいろな面で東洋に遅れていた西洋が、畏敬半分、流行半分で取り入れた東洋の緑茶。しかしやがてイギリスがインドでの資本主義的紅茶栽培に成功し、世界市場を席巻する。開国し、伝統の「緑茶」を輸出の柱としようとした日本だが、貿易のイロハも知らない日本はとても国際競争に太刀打ちできないー。 お茶、という商品たった一つを切り口に、西欧資本主義が形成されていった過程まで描き尽くすような奥深い著作で、これは大変な驚きでした。事件と年号だけを丸暗記するような世界史の授業ではなく、こういう視点からも子供たちに学ばせられると、もっと世界史への理解が深まるに違いない名作だと思います。
by sergeant_cooper
| 2010-05-12 21:27
| 書籍・映画
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