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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『世界を震撼させた日本人』(髙山正之、門田隆将/SB新書、2022)
☆☆★★★ 産経新聞記者として世界を巡り、「週刊新潮」「変見自在」コラムを長年にわたり連載する髙山正之氏と、「週刊新潮」デスクを務め、その後はノンフィクション作家してベストセラーを量産する門田隆将氏。 最前線のジャーナリストとしてこの国を見続けてきた熱き男たちが論ずる毅然と生きる日本人とは。日本人の心を揺さぶる一冊。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 門田さんの本は以前にも読んだことがあります。本著は、その門田さんと、年齢でいうと16歳の先輩に当たる髙山さんとの対談本です。 当初、図書館での順番待ちに入れていましたが、この2022年のGWに、全然本の順番が回ってこなさげで、あまりに手持ち無沙汰なのも困るので、何冊か、ブックオフ買った本の一冊です。 明治維新から戦前、戦時中、戦後の復興期そして現在と、昔なら「世界に誇れた」矜持のある、気概のある日本人が少なくなった世相を嘆きながらも、今後に期待するという内容です。 確かに、激動の時期に当たって、日本を見事に世界の強国へと導いた指導者がいたし、戦場では皆の模範となる指揮官がいた。今時点で記憶に新しいのは、東電福島第一原発事故の際、命を懸けて爆発を防いだ吉田所長のような人もいた。 ただ、違和感があるのは、誰が見ても「偉い」と言える人が章毎に列挙紹介されているのですが、最初に何と「安倍晋三」と出てくる。著者らによれば、能力の落ちた官僚支配の構造に大胆に斬り込み、当時のトランプ大統領らを向こうに回して世界中の指導者相手に日本の理念を説き、との稀に見るような功績があったのだそう。 もっとも、著者らは、朝日新聞やGHQを目の敵にしているので、大体、察しはつきますが。私個人的としても、当該新聞の姿勢や、「東京裁判史観」には、大いに疑義を持つので多少は理解できるところではあるものの、やはり「産経新聞社」的論調かなぁと感じました。 戦後の日教組教育を経た今の日本人は、(要するに)昔と比べてダメだから、もっと頑張れとのことでしょうが、本著のレベルのことは、大体の人は、知っているのではないか。知らないにしても、ずっと日本人としてのエートスを持っているから、例えば東日本大震災時のような落ち着いた行動が、取れるのではないか。 と、本にはなっておりますが、多少ネトウヨ系的な感じも、しなくもない。もっとも、書かれている事実や美談は、誇るべき内容ですけど。 #
by sergeant_cooper
| 2022-05-28 06:57
| 書籍・映画
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『地球の歩き方 ムー 異世界パラレルワールドの歩き方』(地球の歩き方編集室/学研プラス、2022)
☆☆★★★ 共に1979年創刊のロングセラーブランドがスペシャルコラボ。世界中に残る謎と不思議に満ちたスポットの数々。諸説ある中で、地球の歩き方、ムー、両方の視点から各スポットの神秘に迫るパラレルワールドの歩き方。 何を信じるかはアナタ次第。想像力を無限大に、世界を旅して自分の目で真実を確かめてください。 ●イースター島のモアイ像は「ムー大陸」の後継なのか。 ●ピラミッドに残る謎の空間は、古代核戦争の軍事基地か。 ●地上絵が伝える宇宙からのメッセージとは。 ●人智を超えたテクノロジー、ストーンヘンジの謎。 ●「空のオーパーツ」はアトランティスの痕跡か宇宙の使者か。 ●世界で目撃されるUMAは、恐竜の生き残りだった。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 前職時代の知人からこんな本が出ていると教えてもらいました。きっと図書館には入らないだろうと思い、この際、買って読みました。一体全体、どういう本かと思いました。ムー大陸の諸説紛々、理解不可能な遺跡や、これらをめぐる珍説を紹介し、さらに「地球の歩き方」と言うからには、「現地にはホテルはありませんから、サバイバルキット携行の上~」とかでも(冗談で)書かれているか?と思いました。 が、意外にも、ピラミッドや、モアイ像、ヨーロッパや中東、インドの古代遺跡をそのまま紹介。これでは、単に古代遺跡の「歩き方」に過ぎないのではないか? とは言え、とても全部細かな活字を追い切れないほどの情報量です。
もちろん、不思議な遺跡(ナスカの地上絵や、沖縄/インドネシア近海にある海底遺跡等)も紹介され、「ムー大陸」?との解説部分もありますが、少々、少なさ過ぎ(少なくとも、そっちを期待した私には、期待外れでした)。 世界中に、これだけ不思議な遺跡があって、(普通の、観光旅行の海外旅行とは違い)少しでも見て回る分には、興味はそそられます。一応「地球の歩き方」という実用ガイドなので、観光旅行の足しにはなるでしょう。あと、少しでも「行った気」には、なるかも知れない。 でもやはり、どこに焦点を置いて企画、編集された本なのか、かなり不明でありました。 #
by sergeant_cooper
| 2022-05-27 06:21
| 書籍・映画
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『英語の階級 執事は「上流の英語」を話すのか?』(新井潤美/講談社選書メチエ、2022)
☆☆☆★★ 「上流」の人は"Pardon?"を使わない?!ワーキング・クラスからアッパー・クラスまで、話し言葉から見えてくる英国階級文化の世界。 カズオ・イシグロ「日の名残り」の執事スティーヴンズ、「ダウントン・アビー」の執事カーソン、そしてP・G・ウッドハウスが生み出した名従僕ジーヴズ。英国の映画や小説には教養にあふれ洗練された英語を話す執事がよく登場する。あの言葉遣いや話し方は、「上流の」英語なのか? "Pardon"や"toilet"といった日本人にも身近な英単語は、実は英国では階級の指標になってしまう言葉づかいだった。 「執事の英語」を入り口に、アッパー・クラスや、ロンドンのコックニー、ビートルズの登場で世界的に有名になったリヴァプールのスカウス等の訛りのある英語、さらにアメリカ英語に英国人が抱く微妙な感情やBBC英語、RP(容認発音)まで、著者自身の経験も交えつつ、話し言葉と「階級」が織りなす複雑で、奥深い文化を描き出す。 何気ない表現から見えてくる、もう一つの英語世界にようこそ。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 著者は、東大大学院比較文学比較文化専攻博士号取得(学術博士)。現在は、東大大学院教授(英文学・比較文学)という先生で、本著の内容からすると英国に長く滞在経験(寄宿学校での勉強を含む)がおありなようです。 まとめると、 1)細かい階級ごとに言い回しの違いがあり、また、 2)下の階級の人が上昇志向で、上の階級の言い回しを真似て身につけることもあり、 3)地方と都市の間にも当然、そのような違いと偏見があり、また、 4)時代によって古風な言い回しやアメリカ流、フランス訛り風の言い回しもあり、さらに、 5)地方特有の方言まである。 イギリスの英語は細かいだろうなぁとは思っていましたが、ここまで厄介だとは。 ただ、そこまで(著者のように、長い実体験があって)理解できると、たとえばイギリスのテレビ番組が如何に言葉の面で工夫しているのかという面白さもわかるようです。 また、やはりここまでメディアが発達し、BBC的な、標準的な言い方が普及すると、そうは言っても大体、落とし所的な言い方に収斂してきたよう。アメリカ流のざっくばらんな言い方の影響も、あるのでしょう。 思ったのは、これがフランスやドイツだったら、同じようなことが言えるのだろうかということ。 想像ですが、フランスは、国語に誇り?を持っているだろうから、方言はあっても、標準的なフランス語は、落ち着いているような気がする。ドイツも、地方、州による方言の違いは大きそうですが、標準?ドイツ語がありそうな気がする。となると、やはりイギリスの場合、古くからの階級社会の影響が根強いのかなぁと感じます。 縦書きの本で、横文字が横に入るとやや読みにくいのと、発音の違いについての説明が少し少なめだった以外、詳しすぎるほどでした。 ま、私個人の私生活や、ビジネスで使う英語については、関係ないとは言えますが。 #
by sergeant_cooper
| 2022-05-26 06:22
| 書籍・映画
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『「食」の図書館 ソーダと炭酸水の歴史』(ジュディス・レヴィン/原書房、2021)
☆☆★★★ 好き?嫌い?やっぱり好き? 健康に良いとして親しまれていた炭酸水は、様々なフレーバーを加えた炭酸飲料となりビッグビジネスへと発展した。甘さと刺激が同居し、薬効も中毒性もあり、愛されつつ嫌われるソーダと炭酸水の驚きの歴史。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 著者は、NY在住の編集者、ジャーナリスト。20年以上、伝記作家として多くの著作を手がけ、絵本や児童書、教師や親向けの教育書も精力的に執筆する人だそうです。「食」の図書館なるシリーズのうちの、一巻です。 19世紀以前に、発泡する鉱泉水を飲むことが身体に良いとされていたこともあり、その後、人工的に炭酸水が作られるようになり、さらに、シロップを加えた今でいう炭酸飲料が出始めた。当初は、ソーダ・ファウンテンといって、見栄えのいい巨大で装飾のある装置でもって店頭で(薬剤師とかが)調合、提供し、公園近所にあるソーダ・ファウンテンでは、(これも今でいう)サード・ブレイス的な位置付けを獲得し始めた。 一方で、コカ・コーラ・カンパニーをはじめとする巨大企業が20世紀初頭に興り、第二次世界大戦では、米軍にいつでもどこへでも5セントで届けるとしたことから、米兵を中心に世界中に広まった。もちろん、各国のエスニック的な「炭酸飲料」は数えきれないほど、今では、売られている。 ただ、砂糖という糖分(カロリー)以外は何も栄養素は含んでいない飲料なので、反対運動や課税の動きも、同時に出てきた。そういった辺りを丁寧に解説してあります。 読む前に、きっと本著は、コカ・コーラのような巨大企業のビジネス中心の本かと思ったら、それ以前の、その淵源まで掘り起こした内容でした。
こうして全部解説されると、確かに、何の栄養も入っておらず、カロリーのみ、というのでは、そう毎日がぶ飲みするような飲み物ではないな、とは思います。が、コカ・コーラらが巧妙に広告しているように、何となくイメージで飲んでみたくなることも事実。堅苦しくもなく、読ませてくれる本でした。 #
by sergeant_cooper
| 2022-05-25 06:37
| 書籍・映画
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新型コロナウイルスで、「屋外で会話なしならマスク不要」となった?ようで、先週土日は、意識してそうしました。あいにく、自宅を出ても、コンビニとか、タリーズとか、どこかの「店内」に入るので、すぐマスク着用すべく、ポケットにマスク入れてます。
それを言うなら、「会話なしなら屋内でもマスク不要」にしてほしい。具体的には、電車の中。大体、最初の年なんて、半年間くらいマスク買おうにも品不足でマスク買えず、おまけにワクチン打ってない状態で、そのまま電車で通勤していた(のに、感染せず)。 あとどうしても付け加えたいのは、政府が音頭を取って「テレワークしましょう」は、もう止めてほしい。私の勤めている会社(メーカーの、本社オフィス)でも、コロナで「原則:在宅化」され、日によっては、出勤者:4名なんて日もある。 (もっとも、会社がそうしたのは、経費節減の一環で、通勤定期券代支給を止めたかったようなのですが。) 業務上のコミュニケーションというよりも、リアルな「雑談」の機会が減ったのは、やはり痛い。顔合わせて雑談していると、笑いもありで(多分)精神衛生上も良いし、ふと仕事の方に「閃いたり」もする。 付言すれば、在宅勤務なんて、それに適した業種や職種が、あるはず。おまけにたとえ、社員が皆、出勤せず在宅でも、ちゃんと業務が回せる仕組みを持っていないと、ダメ。私の会社のように、じれったいコミュニケーションやってるようじゃ、そもそも無理なのだ。
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by sergeant_cooper
| 2022-05-24 05:43
| 日記
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