検索
プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
カテゴリ
タグ
NFL(540)
ライブ(220) 広島市(76) 試乗(75) 浜崎あゆみ(72) クラシック(69) 海外ドラマ(64) 中央線(62) けっとちゃっぷ(62) ジェフリー・ディーヴァー(53) ピアノ(50) ロシア(49) ラジオ(49) マイクル・コナリー(48) 内田樹(43) 以前の記事
最新のコメント
最新のトラックバック
ライフログ
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
『アフガンの男 上・下』(フレデリック・フォーサイス/角川書店、2006)
☆☆☆☆☆ 逮捕劇のさなかに死亡したアルカイダ幹部のパソコンから、大規模テロ計画の文書が発見される。だが、米英諜報部がどれほど手を尽くしても、詳細は一切不明だった。そこで、一人の男に白羽の矢が立つ。インド人を祖母に持ち、イラクで少年時代を過ごしたSAS大佐マイク・マーティンだった。彼の風貌なら現地人として通用する。 アメリカで拘禁中のタリバン戦士になりすまし、無事アルカイダに潜入を果たしたマイク。だが、テロの標的は船だというメッセージを残した彼の行方を、諜報部は見失ってしまう。そして、その日は刻一刻と近づいていた…。 1994年の『神の拳』では湾岸戦争時のイラクへの潜入工作を果たしたマイク・マーティン大佐が死を賭した最後の工作に。 本作では、彼の決死の工作劇もさることながら、フォーサイスが実に綿密に描いてみせたアフガニスタンの現代史が、西側の私たち読者に、知られざる彼の地の歴史と現実をよく理解させてくれます。これほどまでにイスラム教(原理主義)の成り立ちとアフガニスタンの政情をわかりやすく語ってくれる本もないのではないでしょうか。歴史教科書としてだけでも読む価値がある。 もちろん、軍事スリラーとして、立て板に水のような語り口で進んでいく流暢な物語も読みやすい。フォーサイスはやはり偉大だ。
by sergeant_cooper
| 2009-01-29 05:59
| 書籍・映画
|
Trackback
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||