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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『合衆国再生』(バラク・オバマ/ダイヤモンド社、2006)
☆☆☆☆★ 合衆国上院議員に当選し、将来の民主党大統領候補として脚光を浴び始めていた頃に書かれたオバマ氏の著書。その予備選もたけなわの現在では、すでに過去の特定の政治状況下で書かれたという意味で、今この時点で読むと、目先、大統領候補としてのグランドデザインや政策の具体性に欠けるというきらいはありますが、それでも彼の政治信条や人柄を知るには十分です。ちなみに英語での原題は "The Audacity of Hope"。"audacity"とは私には聞き慣れない単語でしたが、「大胆、勇猛果敢」とのこと。 アメリカという国はあまりにも超大国で、世界的な影響力を持ちすぎ、さらには国内の政治システム、駆け引きも複雑で、一政治家、一大統領の、ある意味素朴でナイーブな信念が簡単に貫き通せる国ではもはやありません。それでも、彼のような純粋な情熱を持った政治家を輩出し続けるアメリカの民主主義は、世界にとって希望の星だとは思います。 *** 『ケネディ「神話」と実像』(土田宏/中公新書、2007) ☆☆☆☆★ 1961年、43歳で米大統領に就任し、3年後、凶弾に倒れたジョン・F・ケネディ。虚弱だった成長期からひもとき、米ソ冷戦下、政治家としてどのように時代と対峙し、生きようとしたか、その実像を描く。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) ケネディ大統領の関連本というと、キューバ危機、それからもちろん、あの暗殺事件がメインテーマの本が多いように思いますが、本書は新書という手軽さで、下院議員時代から冷戦真っ只中のフルシチョフとの対決まで、まんべんなく丁寧に、しかも何よりも大切なことに、著者の情熱をもってフォローしています。 外交問題では一歩間違えば核戦争寸前、内政問題では公民権問題という難題がいよいよ燃えさかる中、あれだけのリーダシップを持って取り組めた大統領に恵まれたことはアメリカ政治史の輝ける一ページだったことでしょう。そう確信しました。
by sergeant_cooper
| 2008-01-31 06:57
| 書籍・映画
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