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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見』(チャールズ C マン/NHK出版、2005)
☆☆☆☆☆ 「アメリカ大陸史の定説を変えた。全米メディアが絶賛し、学界に一大論争を巻き起こしたベストセラー・ノンフィクションついに邦訳!『歴史の教科書を書き直すべきだ』(ワシントン・ポスト紙)まだ知らない文明が、この大陸には眠っている」(以上、本書の帯より) 著名なサイエンス・ライターによる600ページを超える大著、邦訳は7月25日出版。書店で目ざとく発見しましたが、定価3,200円と高価なため、国分寺市立図書館にリクエストして手配してもらいました。 文明発展の謎を明快に解き明かした究極の書とも言える『銃・病原菌・鉄 上・下』(ジャレド・ダイアモンド/草思社、1997)を読んだことのある人なら本書の内容にもある程度は付いていけると思いますが、その後の新発見や学説の動向をキャッチアップして、私にとってもアタマがくらくらするくらい驚きの連続でした。 先コロンブス期アメリカ大陸には、四大文明発祥と同時期頃から、これまで考えられていた以上に稠密な人口を抱えた社会が存在していたこと、これらがヨーロッパ人の持ち込んだ伝染病で95%方壊滅し、コロンブスらが見たアメリカは、実は伝染病から辛くも生き残り、結果として衰退を余儀なくされた社会だったこと、アメリカ大陸の大自然は決して手つかずの自然ではなく、消えてしまった先住民が自然をうまく管理して育て上げた人工的な自然だったこと、等々。 私たち非アメリカ人はそれでも比較的冷静に本書の内容を受け止められますが、当事者であるアメリカに住んでいる欧米系のアメリカ人は、自らの植民を正当化するためにも、これまで感情的で非科学的な学説にしがみついていたのでしょう。しかしこれだけの知見が明らかになりつつある今、「歴史の教科書を書き直す」ターニングポイントに差しかかっているのは明白だと思います。
by sergeant_cooper
| 2007-09-18 00:11
| 書籍・映画
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