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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『アイアン・サンライズ』(チャールズ・ストロス/ハヤカワ文庫、2004)
☆☆☆★★ 16歳の少女ウェンズデイが住むモスコウ星系が、太陽を超新星爆発させる「鉄爆弾」攻撃を受け突如として壊滅。ウェンズデイは辛くも避難船で脱出に成功するも、モスコウ政府は敵対関係にあったニュードレスデン星系に対して、壊滅直前に報復爆弾を放っていた。しかし、これは両星系を共倒れさせ支配下に置こうとする全体主義星系リマスタードの陰謀だと見て取ったレイチェルとマーティンは、偶然に報復爆弾の取り消しコードを手に入れていたウェンズデイとともに、リマスタードの乗っ取り集団に対して反撃を試みる。 前作では派手な舞台装置に比べてストーリーテリングの妙を欠くように思いましたが、本作に至ってようやく、作者が構想した未来世界の「秩序」や配役の役回りが読めてきました。本書も655ページの大著ですが、二重スパイや裏切りといったストーリーが複雑に絡み合い、(読解していくのは相変わらず大変ですが)一般の高評価が理解できたように思います。ただ、個人的な感想を一言付け加えさせてもらえれば、いま、この現実の社会に何の接点も持たないフィクションを1,000ページ以上読むというのは、よほどの伊達や酔狂でもないとできないなとも感じました。
by sergeant_cooper
| 2007-02-25 14:24
| 書籍・映画
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