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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『血の協会 上・下』(マイケル・グルーバー/新潮文庫、2005)
☆★★★★ マイアミのホテルからスーダンの石油商人が転落して死亡する。問題の部屋にジミー・パス刑事が踏み込むと、女が呆然と佇んでいた。殴打に使用された凶器も発見され、パスはこの女を拘束するが、不可思議な発言を繰り返す彼女は、精神科医の鑑定に付される。一方、捜査を開始したパスには、FBIを通じて強力な圧力がかかり始めた。背後にはスーダンの油田発見を端緒にした巨大な策謀があったのだ。 前作『夜の回帰線』(2004、新潮文庫)が好評だったようで、ジミー・パス刑事物の第二弾、目下書店に平積み状態です。前作を読んでいないので批評から想像することしかできませんが、どうやらこのシリーズ、単純な刑事物や謎解きなどではなく、超自然、オカルト、呪術といった西洋文明のアンダーグラウンドに対する知識と興味がなければチンプンカンプン、面白くも何ともないようです。読み始めた手前、意地になって上下巻を読み通しましたが、何と時間の無駄だったことか。選球眼ならぬ選「本」眼が問われる一冊でした。 *** 『聖戦の獅子 上・下』(トム・クランシー/新潮文庫、2002) ☆★★★★ ボツワナでカトリックの神父がテロリストに誘拐される。民間信仰のヴードゥー教につながる犯人側の要求はキリスト教聖職者の国外退去。事態を重くみたヴァチカンは米国の秘密諜報機関オプ・センターに事件の解決を依頼、さっそく諜報員が送り込まれた。しかしこの事件の裏側には、ボツワナのダイアモンド鉱山の利権を巡る死の商人と、日本を含む各国の情報機関が仕組んだ複雑な背景が存在していた。 トム・クランシー最新作ということで前述の『血の協会』同様の人気ぶり、期待して読んでみました。しかし、今やジェフリー・ディーヴァーやダン・ブラウンらのジェットコースター・サスペンスが読書界を席巻する中、相変わらずの諜報ものはあまりにも旧態依然としていて勘所がまったく掴めません。諜報ものを読みたいなら、御大フレデリック・フォーサイスでも読んだ方がよっぽど面白い。 今回取り上げた二冊は、邦訳が出てしばらく経つというのにいまだAmazon.co.jpのカスタマーレビューも付いていません。みな評価に苦しんでいるということでしょうか。
by sergeant_cooper
| 2006-09-19 21:55
| 書籍・映画
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