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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『サム・ホーソーンの事件簿IV』(エドワード・D・ホック/創元推理文庫、2006)
☆☆☆★★ 2000年に刊行され始めたシリーズの4作目。第1作が同年の週刊文春ミステリーベスト10海外部門で第3位にランクされたのを知り、読み始めました。 70年代頃から発表された短編が日本で編集、出版されているシリーズですが、開始当時の舞台は1920年代のアメリカ、ニューイングランドのノースモントという田舎町。開業したての青年医師サム・ホーソーンが保安官の助っ人として街の事件を解決していくというシリーズです。 今時珍しい、ほんのちょっとした物理的、心理的なトリックを使った「不可能犯罪」で、言われてみればな〜んだ、という短編ばかりなのですが、このシリーズ、そういう肝心な点よりも、むしろ舞台背景がとても味わい深くていいのです。禁酒法〜大恐慌時代の雰囲気、田舎町の風情、実直な登場人物と、まるで白黒映画を観ている気分。今回の第4作では、時代は遂に1936〜7年と、欧州のヒトラーが話題になる頃まで進んできましたが、読者としては、主人公達と一緒に時代を生き抜いてきた気分になります。日本語訳もさりげなく上手い。大騒ぎするほどのシリーズではありませんが、何故か手放せません。
by sergeant_cooper
| 2006-05-11 20:36
| 書籍・映画
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