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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『暴露の世紀』(土屋大洋/角川新書、2016)
☆☆☆☆★ 次のターゲットは東京五輪か?原発か?セキュリティ研究者からの警告! IT革命以後、完全なる機密情報等存在しえない「暴露の世紀」が幕を開けた。狙われているのは原発、東京五輪、そしてあなたのスマホ―。 サイバーセキュリティの第一人者が日本人に突きつける、新世紀の現実。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 著者は、1970年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授。他にも客員教授を兼務され、セキュリティの世界では専門家のようです。 副題に「国家を揺るがすサイバーテロリズム」とあります。先日読んだ『サイバー攻撃』(中島明日香/ブルーバックス、2018)では、そのテクニカルな解説でしたが、本著は主に、自由と安全のジレンマ、国家やテロリストによるサイバー攻撃とそれへの対策等がメインです。 前者について言えば、自由(プライバシー)と、安全(政府による監視)をどう両立させるのか。欧米では立法措置によりかなり過激な権力行使も可能で、それが例の「スノーデン事件」による告発に繋がった(翻って、我が国ではまだあまり認識が薄い)。 後者について言えば、もう類書で語り尽くされている感もありますが、やや目新しかったのは、サイバー攻撃を受けた側による「アトリビューション」(犯人追跡)能力が日進月歩で発達しており、数々の周辺情報と突き合わせて、ほぼ犯人特定が可能な場合が増えているそう。が、犯人を名指ししてしまうと手の内とその能力をさらけ出してしまうので、どう活かすかは、その国のインテリジェンス機関の政策判断次第。 私自身、この「匿名」のブログで、まぁ他愛のないことを書いている程度で、いわゆるSNSは使っていません。が、世の中は、進んで自らのプライバシーを公表し、それが拡散し、結果、大変な事態を招く例も非常に多い(=私なぞからすれば、そんな危ないこと、ツールには関わらなければいいのに、と素朴に思います。ただ、そうは言っても、このワタシが書いていることを知っている友人・知人は何人かいるので、「暴露」されたら終わりですけど。)。 が、ヒラリー・クリントン元大統領候補によれば、これからは「接続性」の時代なのだとか。確かに、アラブの春等を見ていると、そうは思います。しかし、便利だからといって、そう簡単にITに依存する危険性を、私たちはどれほど認識しているのか。個人的には、一線を引くべきだとは(素朴に)思います。
by sergeant_cooper
| 2018-05-28 06:06
| 書籍・映画
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