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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『重力波とななにか』(安東正樹/ブルーバックス、2016)
☆☆☆★★ “”We did it!”((われわれはやりました!)(2016年2月11日、記者会見に臨んだLIGOプロジェクトリーダー、デイヴィット・ライツェの第一声) 地球から太陽までの距離が、「水素原子1個分」伸び縮みするだけ。この絶望的に小さな波の観測に人類は本気で挑み続け、アインシュタインの予言から100年で、ついに成功した! 一体どうすれば、こんな小さな波が見つけられるのか?その波によって、なぜ「宇宙のはじまり」が見えるのか? 本書では日本の重力波研究の第一人者が、こうした根本的な疑問にやさしく答えていくとともに、「宇宙の地平線」を出た重力波が「凍りつく」とはどういうことか?一般相対性理論は、重力波によってどのように検証されるのか? といった、これからの宇宙論や重力理論における最先端の話題も、濃く、深く紹介していきます。 重力波発見の意義が本質からわかる、わが国初の一般向け解説書です。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 『巨大ブラックホールの謎』(本間希樹、2017)を読んだすぐ後、という良いタイミングで本著を見つけ、続けて読んでみました。 著者は、1971年生まれ。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。現在は、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻准教授という先生で、国内での重力波観測チームにも携わっている現場の方でもあります。 ニュース報道は何となく記憶にありますが、そもそも私、重力と重力波の区別さえ付いていませんでした。重力波とは、連星系ブラックホールが互いに相互作用する中で生み出す「波」であって、重力そのものとはまた違うのですね。と言うことは、その程度(太陽系に置き換えると、上記のとおり、水素原子1個分)の伸び縮みしかない波が、いつどこからやってくるかわからないわけで、それを観測するなんて至難の技というのは想像がつきます。 もちろん、アインシュタインの最後の宿題と言われた重力波の観測それ自体は、ノーベル賞級の発見であり、今後、重力波観測(光学、電波、赤外線、X線等の「望遠鏡」を補完)を用いて更なる発見が期待できるとか。 少々個人的な☆が三つと、感想がやや大人しくなりましたが、確かに「やさしく」解説されようとはしていますが、それでも結構、「読み解いて」「意義を実感する」のには、文系オヤジ読者には、難しい点もありました。 もっと発見が続いて、だから何が解明された、というところまで研究が進めば、まだ分かるような気がします。
by sergeant_cooper
| 2017-07-27 06:26
| 書籍・映画
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