検索
プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
カテゴリ
タグ
NFL(540)
ライブ(220) 広島市(76) 試乗(75) 浜崎あゆみ(72) クラシック(69) 海外ドラマ(64) 中央線(62) けっとちゃっぷ(62) ジェフリー・ディーヴァー(53) ピアノ(50) ロシア(49) ラジオ(49) マイクル・コナリー(48) 内田樹(43) 以前の記事
最新のコメント
最新のトラックバック
ライフログ
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
『反撃のレスキュー・ミッション』(クリス・ライアン/ハヤカワ文庫、2007)
☆☆☆☆★ 1989年、SASがレバノンで行なった人質救出任務で、三人の隊員が死亡した。その責任者と見なされたSAS隊員ジョン・ポーターは、やがて除隊し、酒びたりとなって、17年後の今では路上生活を送っている。 そんな折、レバノンで英国人女性が誘拐された。それは17年前の悲劇に深い関係をもつ事件だった。汚名をそそぐ機会を得た彼は政府と交渉し、困難きわまりない救出任務に単独で挑む! 男の再生を描く冒険アクション。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 本作の主人公は、1989年にレバノンの人実救出任務に参加した元SAS隊員ポーター。その折、ヒズボラの子供の戦士を敢えて見逃したことから、仲間三名を失うことになり、結果、失意のうちに除隊。以降17年間、妻とは別れ、路上生活で酒浸りの生活を送っている。 そんな中、またしてもレバノンでスカイ・ニュースの看板女性レポーターが誘拐され、英国軍が撤退しないと数日中に「斬首」する様子をネットで流すと脅してくる。このニュースを見たポーター、首魁が、あの時助けた子供ハッサドであることに気が付き、ハッサドと交渉できるのは(17年前に恩を売った)自分しかいないとSISと掛け合い、現地へ派遣されるー。 が、作戦どおりの侵入はできず、何故かことごとく事前に察知され、山賊に捉われたり、ハッサドのアジトがバンカーバスター爆弾で攻撃されたりする。どこからか極秘作戦が漏れているとしか思えない。 アジトを破壊されて、取り敢えず生き延びることを優先せざるを得なくなったハッサドは、ポーターと人質を停戦地帯まで送り届けることに合意し、無事、たどり着く。しかし、そこで待っていたのは、17年前の作戦時、怯えて仲間を死なせることになった本当の責任者、かつ、今回の救出作戦の指揮を執るまでに出世したコリンソンだった。コリンソンこそ、この際、17年前の事件を封印すべくポーターを消そうとして情報をリークしていたのだったー。 今回の作品、非常にプロットがシンプルかつストレート。元SASのポーターがあまりにも路上生活が長過ぎて「スーパーマン」級の活躍とまではいかないのが難としても、わかりやすいスリリングな内容で一気読みさせてくれました。なかなか良かったです。
by sergeant_cooper
| 2017-07-06 12:11
| 書籍・映画
|
Trackback
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||